59日目 ※視点なし ページ19
落ち着いたAが『飲み物持って来るね』と、医務室を後にした後に、笑顔の彼らは顔を変えた。
「言ったでしょう? やっぱりハンターはAにかなり執着しているって。一応あの子にも気をつけてねとは伝えたけれども…」
「ダブハンであの動きは異常だよ。あいつらA以外に見向きもしなかった。俺達は吊られたけど、いつもみたいな感じじゃなくて、Aを捕まえるのに邪魔だったから…みたいな感じだよね」
「それにAも何度かハンターを引き離してはいたしな。でも奴らは血眼であいつを探していたよな…」
隣り合ったベッドに座りながら、今回の試合での不可解な事件について話し合う。だが、マーサは何か知っている様で、疑問の多いナワーブとノートンに語りかけた。
「Aが来る前に荘園主から新しいハンターが来るって皆んな聞いていたでしょう?でもそのハンターは来なくて、代わりに新しいサバイバー…Aが来た。それでもしかして…って思ったの」
「成程ね。そういえば前Aがハンターに連れ帰られた時にちょっと話をしていたって言っていたけど…」
「って事はAはいつハンターになっても可笑しくねぇって事かよ…」
断定はできないけど、そういう事よとマーサは言う。その表情は暗く、彼女の整った顔立ちを歪めた。ぐっ、と強く掛け布団を握りしめる彼女を見た2人はゆっくり口を開いた。
「なら止めてやろうぜ。あいつがハンターになっちまうの」
「俺達が…守ってあげれば大丈夫だよ」
それでも暗い表情が抜ける事はなかったが、彼女は「勿論よ」と力強く頷いた。
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寧彩(プロフ) - 音琥さん» いえいえ!わかりにくい話ですみません… (2020年5月2日 16時) (レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - 嗚呼...成程。最初に残機を用意してもらっていたのでそこはノーカンだと勝手に解釈してました....こちらこそ、何だかすみません、() (2020年5月2日 16時) (レス) id: f69eff60c0 (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - トラウマスイッチが入った後ハンターに攻撃されたんですか?()納棺師は...?()すみません、描写がないので少し気になって....(ぽっと出が批判めいたこといってしまってすみません.....。。。) (2020年5月2日 15時) (レス) id: f69eff60c0 (このIDを非表示/違反報告)
寧彩(プロフ) - 音琥さん» ありがとうございます!直します! (2020年5月1日 22時) (レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - 75話が公開されてないみたいですよ、() (2020年5月1日 22時) (レス) id: 521022073c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寧彩 | 作成日時:2020年4月15日 0時