メイド「最強我儘お嬢様が強欲見習い少女と本丸を賭けて対決するみたいですよ！」『はぁ？ 何故私がそんなことを？』

1話 ページ2

皆さんご機嫌よう。
私はA。この本丸の審神者です。今とても腹が立っています。

何故ならそれは____

「はじめまして！ 私は架山小夏です！今日から此処で見習いとしてお世話になります！」

『そう。なら、くれぐれも私の迷惑にならないように。』

「は、い？」

今さっき私の本丸に見習いが来た。17歳くらいの、顔だけ可愛い娘。

「A様、いくら何でもあの態度は…」

『あの子の格好を見て。政府のお偉いの娘の本丸に来るというのにスーツではなく、胸部の露出の高い服に短いスカート…完全に私をナメているわ…』

「そう…ですね…」

私の横に居るのは優愛。私のメイドで、今は審神者補佐。

それにしてもあの見習いのうっとうしさときたら…

『まるで反抗期の娘を持つ父親の様ですこと…』

「…何ですかその例e『お黙りなさい』申し訳ありません」


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見習い視点

私が見習いとして行くことになったのは、政府のお偉いの娘が審神者をする本丸。
何故この本丸を選んだのかというと、ここはほとんどの刀が揃っているから。

その本丸の審神者は巷で「最強我儘お嬢様」呼ばれている。

我儘な審神者を追い出せば、みんな私に来るはず。

それに、私はかなり可愛い方だから、きっとみんな私に夢中になるわ！

ふふっ。すぐに乗っ取ってやるわ。

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