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あれは、私が10歳になった次の日。
麟「じゃ、すぐ帰って来るから絵麻はいい子にお留守番してるんだぞっ！」
絵「はーい！」
お父さんがお姉ちゃん頭を撫でながらいう。
私の家、日向家は代々その家の1人は審神者になると決まっていた。
私はお姉ちゃんより霊力が多くて綺麗らしいので今日はお父さんのお兄ちゃん、叔父さんの所に行き審神者の仕事を少しだけ見学するらしい。
頭にかぶっている帽子が外れないように深くかぶる。
トントンっと靴をちゃんと履き扉に手をかける。
『おねぇちゃん！！バイバイっ！待っててねぇ！おとうさーん！いこー！』
絵「二人共ー！気をつけてねー！」
お姉ちゃんは笑顔で見送ってくれた。家族の前ではいつもそうだった。
『おねぇちゃん、一人…寂しくないかなぁ…』
助手席に座り足をバタバタさせながらいう。
麟「じゃあ、なるべく早く帰ってきてあげようね？」
『うん！！』
私は元気よく頷いた。
お父さんは私を見てニッコリと微笑み頭を撫でてくれた。
そう、この時はすぐに帰れるそう誰もが信じていた。
隣にいるお父さんも笑っている私も待っててくれてるお姉ちゃんも。
この後の事なんてわからずに私たちは幸せそうに笑っていた。
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水無月のぞみ - この話の風斗以外の朝日奈兄弟サイテー。夢主が可哀想過ぎる。 (2021年11月3日 9時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - ご先祖さん» ありがとうございます！はい！更新頑張ります！ (2016年12月11日 0時) (レス) id: 8590213fe7 (このIDを非表示/違反報告)
ご先祖(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも更新頑張ってください！ (2016年12月10日 23時) (レス) id: 09dacf519a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月 | 作成日時：2016年12月10日 23時
