No.265 ページ25
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総「おっ！やっと来たか！おせぇよお前！」
学校に到着すると、総二郎さんが待っていた。つかおはようぐらい言えし。
「うるさいなぁ。で？大ニュースって？」
総「そうそう！何と！牧野が司ん家で住み込みのバイト始めたらしいんだよ！！」
「………は？え、何で？つか声でけぇよ！」
総「いやぁー、朝天気良いからって類と歩きで学校向かってたらよ、司ん家の前で暴れてる牧野がいて聞いたんだよ！歩いて行って正解だよな！！」
「………つくしってば何でこいつに話したの…」
ざわつく周囲は紛れもなく総二郎さんのせい。しかしそんなことよりもつくしが道明寺家で住み込みのバイト？何故？私たちがリフォームした家はどうなった。Aは総二郎を残し、つくしを探すべくくるりと向きを変えた。
「つくし！！」
つ「あ、A！」
女「あの女道明寺さん家で住み込みの使用人してるんだって！！」
女「図々しい〜〜〜っ！！シンデレラ玉の輿の気分なんじゃないの！？」
噂が広まるのは私の歩く速度よりも速いらしい。あっという間に学校中で噂になっていた。周りでは、いやだぁ、うそぉ、信じらんなぁい、寝込み襲うんじゃないのぉ、いやらしいっ！と、つくしに対する嫉妬の嵐が。
つ「西門……ぶっ殺す」
「ねぇ、何があったの？」
つ「あ、えと……実は……」
つくしの話はこうだ。あの啖呵事件の次の日、3人から馬鹿でかい家具が送られてきて、重さに耐え切れず床が抜けた。途方に暮れたつくしが歩道橋に立っていると、偶然通りかかった天草さんに飛び降りと間違えられ救われる(？)。
そして道明寺家へと送ってくれたはいいが、椿さんにここに住めと言われ逃げようとしたものの、いつまでも逃げても仕方ないと言われ、とりあえず思い留まる。しかしそれならタダで居候は厚かましいと、使用人として働かせてくれと告げたと言う。
「なるほどね………リフォームは無駄だったわけか……」
つ「え？あ、いや、あの………今はそこよりも問題が……」
「ごめんね」
つ「へ？」
「本当なら、私の家に泊めさせてあげたかったんだけど……お祖母様が厳しいから……」
つ「やっいいのよそんな！」
しかし、何はともあれ食料や寝床があるなら一安心。それに、これがきっかけで2人がもっと近付けばいいと密かに思ってたりする。問題はあの母親。バレた時にどうなるかが怖い。
「殺されないといいね」
つ「え」
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ゆいゆい - 初コメです！ ちゃんと送れているかな？ とても面白いです！更新楽しみにしてます (2018年7月16日 14時) (
レス) id: c2ded43cf6 (このIDを非表示/違反報告)
choco(プロフ) - あんちょらさん» ありがとうございます！最近遅れ気味ですが更新頑張ります！(^-^) (2016年8月23日 17時) (レス) id: 890dd4e01f (このIDを非表示/違反報告)
あんちょら(プロフ) - 初コメです！いつも更新楽しみにしています(o^^o) (2016年8月21日 1時) (レス) id: 27977cc5d9 (このIDを非表示/違反報告)
choco(プロフ) - マカロンさん» お気遣いありがとうございます！♪( ´▽｀)頑張って更新しますのでこれからもよろしくお願いします^ ^ (2016年8月11日 0時) (レス) id: 890dd4e01f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - すっごく面白いです！続きが気になります！ 体に負担がかからない程度に更新頑張ってください！！ (2016年8月10日 23時) (レス) id: 0fcf472709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：choco | 作成日時：2016年8月2日 2時
