No.219 ページ9
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道「おい、話がある…………っ！？サ、サル女！何でお前がこんなとこにいるんだよ！？」
「いや、サル女て」
滋「ご挨拶じゃないの。昨日あんたのおかげであちこち痛いのよ！」
道「知るかっ！言っとくけどな、婚約の話はチャラだぜ。俺は認めねぇからな！」
二人の言い争いはヒートアップしていくばかりだ。そして一方ではAが、お嬢様っぽく無いねと言うと、総二郎にお前も変わんねぇよと言われ地味にショックを受けていた。
滋「…ふん。大きな口聞いちゃって。純情少年が」
道「何ぃ？」
滋「昨日この人ね、耳かじったら真っ赤になってんのよ」
「ドラえもんかよ」
総「ぶふっ！！ちょっ……お前は黙ってろよ！……くくっ…」
道「てめぇこのっ！………ぶっ！！」
「わお」
総「あちゃー………」
恥ずかしい暴露をされた道明寺は滋に殴りかかろうとするも、上手く避けられてしまい、逆に殴られてしまった。道明寺さんを殴る女なんてつくし以来だ。Aはそんなどうでもいいことを思っていた。
滋「婚約者として、これから調教してあげる」
総二郎とあきらは冷や汗を流しながらその状況を見ていて、つくしは何が起こったのかと目を点にしていた。
滋「あんたのこと気に入っちゃった」
総A「………は？」
滋「まっどーせ結婚するんだから恋愛してやってもいいよ」
何という上から目線。道明寺はピキッと青筋を立てており、総二郎とあきらはあわあわと道明寺を止めに腕を掴む。
総「司、手え出すなよ」
美「そうだ、相手は女だぜっ」
道「俺が女を殴るわきゃねーだろ、離せ」
「これほど信用出来ない言葉は無いね」
総「そうだよ！世の中でお前のその言葉ほど信用出来ねえもんはねぇよ！何度も殴ってんだろ」
「現にさっき殴りかかったのによくそんな嘘が堂々と言えたもんだよね」
総「おまっ！余計なこと言ってねぇでお前も止めろよ！」
「やだよ。巻き込まれて死んじゃう」
ごちゃごちゃわちゃわちゃみんなが騒いでる間も、終始つくしは事の成り行きを呆然と見つめていた。
道「おいっお前！」
滋「お前じゃないよシゲルだよ」
道「知るか！てめーの名前なぞどうでもいい！俺は結婚する気も恋愛する気もツメのアカほどもねーからな！」
滋「ふっ、爪の先でしょ」
道「うおーー！！//はなせー！！//」
「バカだな〜ほんとに」
離せと暴れる道明寺をAは笑って見ていた。
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choco(プロフ) - ふう。さん» ありがとうございます！更新頑張ります^ ^ (2016年8月3日 21時) (
レス) id: 890dd4e01f (このIDを非表示/違反報告)
ふう。 - 続きが凄く気になります！更新頑張ってください！ (2016年8月3日 17時) (レス) id: b4363f857a (このIDを非表示/違反報告)
choco(プロフ) - 沙希さん» ありがとうございます！そう言って頂けると頑張りがいがあります^ ^ (2016年7月31日 9時) (レス) id: 890dd4e01f (このIDを非表示/違反報告)
沙希 - 続き超きになります！更新どんどんお願いします (2016年7月31日 8時) (レス) id: 8f81495b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：choco | 作成日時：2016年7月18日 2時
