No.223 ページ13
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滋「あーー嬉しいな、ありがとっ！よろしくね！」
つ「は……いや、ハハハハ……」
「どうなっても知らないからね」
つ「つ、冷たいっ……！！」
滋「なーに言ってんの？Aも協力してよ？」
「は？私？やだ」
滋「え！？なんでー！！！」
「うるさいなっ！叫ぶな！」
滋「協力してよー！！ねぇねぇ！」
「やだよ！面倒くさいことに巻き込むな！」
滋「あたし達友達じゃないの！？」
「友達になった覚えはない！」
なんで私まで手伝わなければいけないのだ。つくしには口が裂けても言えないが、正直つくしと道明寺さんがくっつけば良いなと思ってるし、わざわざ滋さんを応援する意味がない。そりゃつくしが本当に心の底から道明寺さんを嫌いでしょうがないなら滋さんを応援するけど、どう見たってそうは思えないんだもん。
Aがそう考える一方で、つくしは何やらヤバイ状況になっていると頭の中で魔のトライアングルを浮かべていた。恋愛したいと道明寺を気に入ってる滋。自分を好きだと言う道明寺。滋に協力すると言った自分。
つ「………あのぉ、でもでも……」
滋「え？なーに？」
つ「え…えーと、こんなこと言い辛いんですけど、あたしあの……道明寺に好きだと言われたことが……あるん……ですけど…」
滋「マジ？でもつくしは好きじゃないんだよね？」
つ「あっあたしはもう別に全然っ！」
つくしはあった出来事などはよく話してくれるけど、肝心の気持ちはいつもはぐらかす。そのおかげで、それが本心なのかそうじゃないのかはAにもわからなかった。しかしそう言ってしまったのならもう引き返せない。いつか後悔するんじゃないかとAは心配そうにつくしを見ていた。
滋「ならいーじゃーんっ！あたしを勧めて司に諦めてもらう！！一石二鳥よ！」
つ「あいたっ！」
はしゃぐ滋は言葉と共につくしの背中をバシンっ！と叩く。本当にこれで良かったのか。そう思ってもAにはどうすることも出来ない。つくしの本心などつくしにしかわからないのだから。
滋「今日は付き合ってくれてありがと！！またお茶しようね！！」
つ「え、あぁ、はい」
「私は結構です」
滋「んもう冷たいなぁ〜〜！♪また連絡するね！！」
そう言って滋はルンルンとスキップで去っていった。
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choco(プロフ) - ふう。さん» ありがとうございます！更新頑張ります^ ^ (2016年8月3日 21時) (
レス) id: 890dd4e01f (このIDを非表示/違反報告)
ふう。 - 続きが凄く気になります！更新頑張ってください！ (2016年8月3日 17時) (レス) id: b4363f857a (このIDを非表示/違反報告)
choco(プロフ) - 沙希さん» ありがとうございます！そう言って頂けると頑張りがいがあります^ ^ (2016年7月31日 9時) (レス) id: 890dd4e01f (このIDを非表示/違反報告)
沙希 - 続き超きになります！更新どんどんお願いします (2016年7月31日 8時) (レス) id: 8f81495b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：choco | 作成日時：2016年7月18日 2時
