いろんな情報 ページ14
ちょっとした情報とは
まあ、全部知ってるんだけど
一人で思い返していると
ク「Aちゃんの
正義はなに？」
といういきなりの質問
貴「クザンさんは...
どんな正義なんですか？」
ク「ん〜
俺は"だらけきった正義"だよ」
貴「だらけきったって......｣
ク「まあ
そんなことより
俺はAちゃんの正義を聞きたいな」
僕の正義は...まあ
これしかないよね
貴「僕の正義は
"誰も傷つかない"正義です」
誰も傷つかない
言っている事は難しいかもしれない
けど、それをできるようにするのが
僕の役目
ク「誰も傷つかない正義か...
いいじゃないの
ますます、気に入っちゃったよ」
と、言われてから
何故か抱きつかれる
貴「ちょっと...！
クザンさん何してるんですか！？」
さすがの僕でも驚く
ク「その反応いいねぇ
よかったら、大将より
俺の秘書に...」
貴「絶対いやです
自分の正義がだらけきったってだけで
仕事とか全然しませんよね...！」
それで、赤犬さんとかが毎回困ることに...
ク「俺、がんばるから」
貴「あの、すみません
僕他に用事があるので...
失礼します...！」
僕は少しドフラミンゴのイトイトの実を使ってクザンさんの手を離れさせる
そして、そのまま
廊下を走った
逃げ足には自信があるから大丈夫と思いながら
全力ダッシュ
赤犬さんの部屋っぽいところに
ドアをﾄﾝﾄﾝと叩き
失礼しますといい
中に入る
赤「お前が新しくきた大将か
また、いきなりじゃのう」
よし、まだ怒ってない
貴「どうも、赤犬さん
僕はネコマタ・Aです
よかったら、匿ってください」
と、いうと
なぜじゃ？と聞かれたので
さっきのことを話してみた
貴「って、ことです」
赤「お前も大変じゃのう...
あと、わっちのことは
サカズキと呼べえ」
貴「了解です...！
サカズキさん、匿ってください」
サ「こっちにくるんじゃ」(これから 赤犬さんではなくサカズキさんとなります)←
と自分の後ろにこいと手招きする
サカズキさんの後ろに隠れると
ｶﾞﾁｬ
ク「ここにAちゃん
来てなかった？」
サ「そんなやつ来てないわ
そういえば
クザン、お前仕事はもちろん終わっちょるんじゃろうな...」
ク「...いや、やっぱり
俺他に用事ができたから
ちょっと、イッテキマース」
最後片言だったけど
外に出ていく
クザンさん
終わってないんだと一瞬でわかった瞬間であった
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作者名：松野 薫 | 作成日時：2016年8月9日 11時
