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阿部side
昨日の夜から体が重いとは思っていたけど、朝起きると酷い目眩と倦怠感
貧血気味だったのがここに来て本格的に具合が悪くなった
トイレに行くにも目黒に付き添ってもらわないと行けないぐらい...
｢ごめん、ありがとう...これじゃ介護だね｣
後輩のはずなのに沢山お世話をさせて、落ち込んで口から出た一言だったのに目黒は笑う
蓮｢介護って...笑 大丈夫だよ、早く元気になろうね｣
リビングに戻ってきて再度ソファーに腰掛けていると、動いてもいないのにサーッと血の気の引く感覚
あ...これダメかも...
｢はぁっ...うぅ...｣
息が荒くなって、自分が座っているか倒れているのかも分からない
回る視界に気分が悪くて口元を押さえるけど、吐き出せる物を探すことも出来なくて涙が出てきた
蓮｢阿部くん、大丈夫大丈夫。こっちに体重かけてね｣
｢うっ...｣
蓮｢気持ち悪い？ちょっと待ってね...よし。ゴミ箱あるから吐いちゃっていいっすからね｣
心配してすぐに駆け寄ってきてくれた目黒が向かい側の床に座って、抱き寄せるようにしてくれた
目黒の胸の辺りに自分の頭が押し当てられているのが分かると状況がハッキリしてきて、同時に吐き気が襲ってくる
｢うっ...うえぇ...ｹﾎｯ｣
蓮｢苦しくなるからゆっくり息して｣
吐いてしまった俺の背中をゆっくり撫でてくれる
｢ｹﾎｯ...ん、吐いたらちょっと落ち着いたかも｣
蓮｢よかったっす。でも顔色悪いし寝ててください。これ片付けますね｣
口をゆすがせてくれて、水分補給と、また吐きそうだったらここね。 なんて袋まで用意してくれた
｢ごめん...なんか今日迷惑かけっぱなし...｣
蓮｢阿部くん、俺迷惑なんて思ってないっす。謝らないで？｣
目黒の純粋な言葉に気持ちも軽くなる
蓮｢よし、俺も一緒に寝よ〜｣
だから阿部くんも気を使わずに寝てね？ そう呟いてくれて優しさを感じた
｢ありがとう｣
蓮｢うん、その方が嬉しいっす。阿部くんおやすみなさい｣
すっと俺の目元に目黒の大きくて温かい手を当てられ、眠気が遅ってくる
今日は情けないとこ見せちゃったけど、俺はお前らのお兄ちゃんだから
目黒も何かあった時頼ってくれると嬉しいな
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きゅん(プロフ) - めいさん» こちらこそリクエストありがとうございました。 (2020年4月25日 22時) (
レス) id: cdcf4e4724 (このIDを非表示/違反報告)
めい - リクエストに答えていただき、ありがとうございました！！これからも更新楽しみにしています！！がんばってください。 (2020年4月19日 14時) (レス) id: 61dc2c5c06 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)柿ちゃん(プロフ) - すみませんでした！またリクエスト開始になったらリクエストします！すみませんでした！ (2020年4月14日 14時) (レス) id: 2656a3babb (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - (名前)柿ちゃんさん» リクエストは既に締切っております。申し訳こざいません。またタイミングが合えばリクエストよろしくお願いします。 (2020年4月14日 14時) (レス) id: cdcf4e4724 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)柿ちゃん(プロフ) - リクエストよろしいでしょうか？佐久間くんで高熱を出してるのを我慢していて悪化してしまうお話できますか？看病はあべふかでお願いします！ (2020年4月13日 10時) (レス) id: 2656a3babb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅん
| 作成日時：2020年3月23日 21時
