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恋をした 10 ページ11
目を瞑った
最後に私ができることは
たったのこれだけだった
全くの無抵抗
だって抵抗したってなににもならない
ただ痛い思いするだけ
…って今からするのか
と思ったがやけに時間が長いような気がした
そして目を開けてみると
目の前に見慣れない背中
「おい 大丈夫か！」
…………えっ
私は思考停止した
「あ、は、はい」
ヴィランと私のあいだに入ってくれている
この男の人
………もしかして
ヒーロー……なの？
「この場は俺が凌ぐ
お前は早く逃げろ！！！」
「……っ、はい！」
と言ったがうまく動けない
足が重い
に、逃げなきゃ………
とわかっているのに動いてくれない私の足
なにしてるのよ…！！
と太ももあたりを思い切り叩く
「動けないのか…」
その男性はヴィランのみぞうちをねらい
あっという間にヴィランを気絶させた
「ちょっとの間だ
我慢しろ」
と言われ
お姫様抱っこをされた
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名無し10514号(プロフ) - 一番最初に票を入れることができて嬉しいです！とても面白いですね！相澤先生好きです！更新頑張ってください！ (2018年5月14日 7時) (
レス) id: 8fa6e33792 (このIDを非表示/違反報告)
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