[BTS]大嫌いなナルシスト___JIN (ページ10)

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▽(YGside ページ10

Aさんが出ていったあと

部屋に居た全員が固まっていた。

ジンヒョンは下を向いたままだ。

YG「ヒョン…携帯出して。」

JN「………は？」

YG「いいから」

ポケットに携帯が見えたので無理矢理奪い取るとコートを羽織って走りだした。

JN「おい、ユンギ、…！」

マンションの下に着いて、Aさんにメッセージを送る前にジミンに電話した。

JM『もしもしっ？！』

YG「ジミナ、この電話をスピーカーにしろ。大きい音で。ジンヒョンに聞こえるように。」

そういってそのままコートのポケットに携帯を入れた。

その後Aさんが降りてきた。

初めっから分かりやすい。

ジンヒョンと一緒だな。

無理矢理笑ってるのがすぐわかる。

無理に笑うな

そう言うとAさんは泣き出した。

俺はその頭を撫でてやることしかできない。

まあジンヒョンとなんかあったのは聞かなくてもわかってたが、詳しく聞いてみると

Aさんがジンヒョンに

「彼氏じゃないんだし」

そう言ったらしい。

ジンヒョンは………

きっと

その言葉が心に刺さった

「大切なんじゃねぇの？ジンヒョンにとってお前が」

気づけば口走っていた。

Aさんはそんな訳ないと悲しそうに呟いた。

ああああ、本当に鈍感なやつら。

ジンヒョンもこいつも。