[BTS]大嫌いなナルシスト___JIN (ページ9)

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話ページ9

「ユンギ…さん…っ」

YG「お、来た来た」

「すみませんこんな所まで…」

YG「いや歩いて30秒だし。んで、ジンヒョンとなんかあったの？……ご飯の前に。」

「…………いえ、別に…(笑)」

YG「無理矢理笑うなって。こっちがきついわ。」

「……っふぇえ…」

YG「泣け。気が済むまで泣け。」

そういって頭を撫でてくれるユンギさん

「っ………ｸﾞｽﾞｯうぇ……」

YG「…薬塗りに行った時だろ？」

「……っう、ん……っ」

「私が……っ冷た…く…言っちゃ…って…っ」

YG「なんて言ったんだ？」

「…っ彼氏じゃないんだし…って……っ」

YG「きっと……ジンヒョンはAさんが心配なんだよ」

「……っ、心配…って、」

YG「それだけ……大切…なんじゃねぇの？ジンヒョンにとってお前が。」

「……そんな訳ない…っ」

YG「それはわかんねぇよ。」

「………」

YG「まぁとりあえず今日はゆっくり寝ろ。目擦ったら腫れるぞ」

「…あっ…ユンギさん……っ」

YG「ん？」

「ありがとうござ…います…… 」

YG「おう」

背を向けたまま軽く手を挙げて歩いていったユンギさん

その姿が見えなくなるまでその場に立ちすくんでいた。

ソクジンにとって……

私が大切……？

…そんな訳ないじゃないですか。