[BTS]毒舌なマネージャーさん。

▽ ページ43

どうしよう……

心の準備が……


でも、、取られたくない……



ドアの奥から声が聞こえる。


JN「ﾔｯ！ナムジュナ！！どうしたんだよ急に！痛っ！おい！」


ｶﾞﾁｬ！！


JN「痛い痛いっ！！ぉわぁっ！？」


ナムジュンさんがジンさんを担いで入ってきたかと思うと、まさかの投げ捨てて帰っていった。


「あっ…」



やばい。
目があっただけで心臓がうるさい。



きっと顔も真っ赤だ。



JN「大丈夫？……熱なかった？…」


「は、はい……」


なんとなく顔を逸らしてしまった。


JN「そっか。良かった！」


「あ、あの！！」


JN「うん？」



今だ。


い、、


ダメだ。言えない……


「あ、あの……」


い、言え


い、、、


うぁああああダメだ…



諦めるしかないのかな……


チラッとジンさんを見ると、ベッドに腰掛けてキョトンとした顔でこちらを見ている。


「いや…………」


JN「うん…？」


「な、なんでもないです…」


JN「……そっか。…」


ふと頭に光景がよぎった。


私の中の想像のユリさんとジンさんが手を繋いでデートしている。


ユリさんがジンさんを見つめると、二人の唇はどんどん近づいていく。


「だめ……っ」


JN「え？」




私は無意識に立ち上がり、


ジンさんの膝に向かい合うようにまたがった。


JN「えっ、ちょっ……っ！A…」


ジンさんのシャツの胸元をきゅっと握ったまま、その厚い唇に自分のを重ねた。


JN「んん！？ん〜！！？」


唇が離れて目があうと、急に冷静になった。



ん、ん、ん！！？？


私なにした…？



え！？


やばい、、やりすぎた……！！


「あ、あ、、、ご、ごめんなさい！！」


そういって逃げようとした




けど


腰に手を回されて、膝から降りれないようにホールドされた。


「… え？？ちょっ…」


JN「ここまでしといて逃げるなんて…悪い子だ。」


「……ジンさ、ん…… っ」



無駄に甘い声で

耳元で囁かれるとそりゃ平常心なんて保てない。




JN「ほら、続きは…？」



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