君とともに過ごした日々 (ページ37)

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35ｰ貴女sideｰページ37

貴女「お待たせしましたハイ返事しますうんごめんなさいごめんなさいごめんなさ新「うん、ノンブレスおつかれ」」

どうしよう、心臓がドキドキいって収まらないよ…(殴

うそです、心臓がﾄﾞｷﾄﾞｷﾌｧﾗﾌｧﾗﾌｪﾌｪﾌｪﾋｪｴｴｴﾋｭｯﾋｭｯﾌﾋｬﾊｧｱｱｱwwwwwwwwwです。

私はケータイを出して文字を打ち始める。

新は顔には出してないけど、様子からしてウズウズしてる。

すっとケータイを新の方に向けた。

新はその文字を見ても顔には出してない。

否。

新の頬に涙が伝った。

私が書いた文字。

それは

【ごめんなさい】

その六文字。

でも、ほんとうにつたえたいのはそんなことじゃない。

私は急いで新の手を引っ張ってふたりが初めてあった公園に走った。

新はさっきみたいにじゃなくて、号泣していた。

新「（人２）…」

貴女「わ、私ね！考えたの！私…新に好きって言われた時嬉しかったよ、嬉しかったの！

でも、なんだかそれだけじゃ満足出来ない自分がいて、なんでかなって思った。

答えがわかったの。

新みたいに私が気持ちを伝えなきゃって…」

新「…ん…」

貴女「新がいて、すごく楽しいの。

胸が締め付けられるの。

こんな気持ちになったの、初めてで。

これが、【好き】って気持ちなんだって気づいた。

こんなにも辛くて、苦しいんだね。

だから、今言うよ。

新、好きだよ。

大好きだよ。

あなたが好きで、好きで…

だから、新とは付き合わない。」

新「……」

貴女「新が私と付き合って！」

新「……ぇ」

新「なんだよ、泣かせやがって…

俺、まだちゃんと告白できてない。

（人２）、好きだ。

誰にも負けないくらいお前のこと好きだ！」

貴女「……っ！」

私は思わず新に抱きついてしまった。

貴女「涙うつっちゃったじゃん、バカ。」

新「俺のせいかよ(笑)ほら、帰ろ？」

そういうと、新は私の涙を拭ってくれた。

貴女「…うん！」

夕焼けに染まる空を後ろに私達は手を繋いで帰った。