君とともに過ごした日々 (ページ32)

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（人２）がいきなり来て、謎な発言をした。

貴女「もう少し…かな。あと、5分？」

何が？と聞こうとしたけど、（人２）の口元が少しにやけてるから、そのうちわかるだろうし、聞かないでおくことにする。

貴女「あ、来たみたい。先輩、開けてみたら？」

（人２）の柳瀬に対する態度が少しでかくなった気がする。

真理佳「先輩っ！どうしたんですか？用事があるって…え？なんでここに（人２）ちゃんと……新くん！？うそっ！新くん！？わー！かっこいいー！」

柳瀬「え、俺呼んでないけど？新新ってうるさいぞ？」

貴女「あ、ごめん、呼んだの私ね。ちょっと話があっただけ。」

真理佳「なによ…」

貴女「ここは話しにくいから…隣の部屋でも借りよ？」

そう言ってあいつらは部屋を出ていった。

新「……」

柳瀬「……」

新「……おい、」

新「絶対（人２）に近づくなよ。」

柳瀬「……ﾌｯ…わかったよ。お前がそんなに言うならな。」

新「謝ったつもりよ、ふざけんな」

柳瀬「はいはい、わかったよ……

俺、あいつの父親のこと、知ってるんだけど、聞く？」

新「…何を知ってるって言うんだよ。なんで知ってるんだよ。」

柳瀬「まぁ、それは気にしないで？

あいつの父親さ、あいつらと別れて住むようになってからますます酒癖がひどくなって、周りで飲んでた仲間とかを殴ったらしいんだ。

で、殴られた人が意識不明になってその人の奥さんが通報して、警察沙汰。捕まったんだとよ。」

新「そんなに（人２）の父親って…」

柳瀬「ね？怖いよね？力強すぎるよね、殴って意識不明にさせるって。」

新「つまり、それは、（人２）もその強さで小さい体で。」

柳瀬「よくわかったね。俺はそれが言いたかった！さすがだよ、褒めてあげよう～」

新「触るな！」

でも、腕とかは傷も痣もなかったってことは、体の中心を狙って殴っていた？

ますます許せない。