君とともに過ごした日々 (ページ22)

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20ｰ貴女sideｰページ22

ついにやってきてしまった、放課後…

とりあえず校門をぬけれb…

先輩「やっほー、（人２）ちゃん！一緒に帰ろっかー(ﾆｺｯ)」

なんでこの時間にここに現れるの！？

授業真面目にうけろよ、このバカ！

貴女「え、帰り道駅方面なんですか？自転車持ってるのに？」

とりあえずなんとかして一緒に帰らない方向に持ってかなきゃο(｀^´*)

先輩「まぁねﾊﾊｯ。（人２）ちゃんにも来て欲しいとこあるし？いつも自転車なのは、女の子と遊びに行くためなんだよ～♪」

ウザっ。

こいつ、乙女ゲームだったら攻略キャラの中で一番人気ないキャラになりそうだ(苦笑)

まぁ、そもそも攻略する気もないがなψ(｀∇´)ψ

この場合はさっさと行って変えるのが一番かもしれない。

貴女「あー、そうですかー(棒)じゃあ、さっさと行きますよー」

先輩「え、なにその反応。年上に向かってその態度とか、ムカつくんだけど。」

あ、やばい。

私、死亡フラグたった。

貴女「すっ、すいませんでした！！」

先輩「俺、怒ったからね？まぁ、楽しみにしとけよ？」

貴女(…？)

楽しみにって、なにをだよ…ったくもー！！

貴女「あの……どこ行くんですか？」

先輩「おれんち。」

貴女「はっ、え！？」

いや、予想通りですね。

むしろ予想通り過ぎて怖いです。

先輩「俺の家さ、今、父さんも母さんも海外で仕事してるから、1人なんだよ。いいだろ？何でもできるんだぜ？」

待て待て、二人きりとか聞いてないぞ。

貴女「へ、へー。そうなんですか。」

先輩「ほら、ここ。」

そう言って先輩が指したのはこのあたりでは一番大きいかもしれないほどの豪邸だった。

貴女「で、でっか…」

先輩「だろ？（人２）ちゃんのための部屋もちゃーんとあるからね？」

貴女「先輩のその笑顔が怖いです…っ」

先輩「いまさら逃げれないよ？ほら、入れよ。」

私は無理矢理家の中に連れ込まれた。