君とともに過ごした日々 (ページ17)

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15ｰ貴女sideｰページ17

いつも通りの笑顔で朝の挨拶を交わした。

でも、心の中は不安がいっぱい。

もし嫌になったら、家に帰ろう。

あれ？

新君、考え事してそう。

もしかして、わたし、バレてる？

貴女「新君？」

返事がない。

やっぱり、バレてそう(⊙︿⊙✿)

貴女「おーい…新君っ！！」

新「え？あ、ごめん。ぼっとしてた。」

ぼっとしてたんじゃなくて、考え事してたんじゃないの？

そう私は聞きたくなったけど、がまんがまん。

また会話してると、いきなり頬をつねられた。

痛っ！

貴女「いたーい！」

え？

新君、ちょっと顔赤くなってるけど！？

うわ、新君って、かわいいかも。

いちご牛乳好きとか、たまに顔が赤くなったりとか、笑ってる顔とか…

かわいい。

でも、新君はやっぱり男の子で、手も大きいし体も男の子って感じで。

かっこいい。

なんだろ。

最近私、新君の事ばかり考えてる気がするな。

気のせいかな？

ついに来た。

私の戦場、学校…

とかさ、かっこつけてみたかったけど、こわくて。

震えそうでバレそうで。

笑顔もちゃんと出来てるかな？

自分を守るためにも、他人に気づかれないためにも、がんばるんだ。

貴女「お、おはよう。」

真理佳「あ、（人２）ちゃん、やっときたー！待ってたんだよぉ？」

貴女「待ってた？私に何か用事でも？」

真理佳「うん！おおあり！一緒に来てくれない？」

そう言われると同時にわたしは真理佳ちゃんに手を引かれて体育館の倉庫の中に来た。

真理佳「せんぱーい！つれてきましたよー！」

え？せんぱい？

どういうこと？

？？「ふーん。この子が（人２）ちゃん？」