＿ ツンデレ雄登くん ＿ 。

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＿＿ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ









HR終わりのチャイムがなり




みんな部活に行ったり下校をしていく









私も今すぐ帰りたい







理佐は頑張れ〜とか言ってさっさと行ってしまう







｢よし、始めるぞ｣




先生が教卓から私に向けて言ってくる









教室に誰もいない中一番前の席に座らされ





大量のプリントを渡される







『あの〜これって…』







｢このプリントが全部終わったら職員室に持ってこい。そしたら帰っていいぞ｣









先生はそう言って教卓の自分の荷物を整理し始め教室から出ていった







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嘘でしょ ……




ほったらかされた？



５枚もあるし



私の大っ嫌いな数学だし……





最悪だーーーーーー！！！






一人ぼっちの教室 。






早く帰りたくて必死にプリントを進める









だけど ……






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・








全くわからない









なんでこんなバカな私に普通の問題をやらせるの！？






泣きそうになりながらもあてずっぽで問題を解いていく







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プリントの問題を解きながらも窓の外の運動部を眺める







あ …… 飛貴くん







そのにはサッカーをしている飛貴くんがいた






サッカー部だったんだ






なんて、手を止め飛貴くんを眺めていると







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｢おいっ！｣








『うわっ！！すみません！！』








急に叫ばれ、先生が来たと思いすぐ謝る







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『あれ…？』









そこには先生ではなく







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『那須何でいるの？』







制服を着た那須がドアの近くに立っていた








｢お前ビビりすぎ、忘れもの｣







そう鼻で笑い自分の席に忘れものを取りに行った






『だって急にあんなおどかすから』









｢補習まだ終わんないの？｣







『うん…』








そう言うと那須が近づいてきて私のプリントに目を通す







｢え？まって、こんな簡単な問題もできないの？｣







バカにしたように私に言ってくる





今の体勢も上から目線なのに言葉も上からで余計ムカつく








『できないです！私バカだもん』








｢何開き直ってんだよ｣









そう言うと、那須は私の隣の席に座る








｢どこが分かんない？｣








私の方向に前のめりになりながら聞いてくる那須







え？なにこれ

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