＿ ツンデレ雄登くん ＿ 。

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入学して少し経ち学校生活も慣れてきた頃。






那須にも最近はイライラしなくなってきたし




……あんまり関わってないだけだけど









今日は入学してすぐに行われたテストが返却される日








もちろんこの高校に合格してから全然勉強なんてしていない








でも私は今回のテスト …………








めっちゃ自信ある！！！！！！！！








すごく楽しみでルンルン気分で家を出た









｢Aおはよ！！｣







『あ！奈子おはよう♪』









校門の前で久しぶりに奈子に会った







｢すごいテンション (笑)｣






奈子が少し引き気味で言ってくる





『テスト自信あるからさっ♪』







｢すごく幸せオーラが溢れてる｣






『えぇそう？』






奈子に会えたからさらにテンション上がったかも








・






・






・







・






・








そしてとうとうきた






｢これからテスト返しまーす｣






そう先生が言って一人ずつ呼ばれ廊下に出てテストが返却されていく






あぁドキドキ





自分の番号が呼ばれるまでソワソワしていると








＿＿トントン






『ん？どしたの？』






後ろの席の飛貴くんが私の方を叩いてきた






｢テストやばい…｣






この世の終わりみたいな顔した飛貴くん








『そんなに！？大丈夫だって』







｢すごいA自信ありげ｣






『自信あるよ！』









・






・






・






｢それで悪かったら笑える｣






私達の話を聞いて、話に入ってきた那須






『悪くないし！絶対良いから♪』






そう自信満々に答える






｢お前すごいバカっぽいし｣








『お前じゃない、Aだから！

それとバカじゃない！人を見た目で判断しないで』








那須の言うことは冗談か本気かよく分からないから一応こう言っとく







『じゃあ合計点勝負しようよ！負けた方がジュース奢りねっ』







からかう奴が一番できないってよく言われるから←？






｢ほんとにそんな賭けしていいの？後悔するよ｣






ニヤリと笑いながらそう言ってくる那須








『後悔するのはそっちだねっ』









｢那須！｣



那須の番がきて席を立ち廊下に出ていく







那須の学力はどんなもんだが 。







まぁたいしたことなさそうだねっ！







……って私も見た目で判断しちゃってる

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