＿ ツンデレ雄登くん ＿ 。

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もちろん話してるのは私の席の隣なわけで









視界にアイツが入り込む









目が合わないよう必死に耐えた








アイツも私に気づいてから楽しそうな笑顔が減り









何故か少し気まづい ……






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無理だ、耐えろ私、耐えるんだ




そう呪文のように自分に唱えていると





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｢A何買ったの？｣









アイツより後に気づいた飛貴くんが話しかけてくる








…… なんでこのタイミングに話しかけてくるのよ飛貴くん (=_=)






無視するのも悪いから答える







『い、いちごミルクだよ、』







アイツの目を絶対見ないように必死に飛貴くんの目を見つめた








｢Aっていちごミルクなんて飲むんだなんか可愛い！｣









『全然可愛くないよみんな飲むでしょ』







キラキラな目でそう言われても、






飛貴くんの斜め後ろでめっちゃ睨まれてるんですけど怖









｢俺は飲まないな〜那須はいちごミルクとか飲む？｣









飛貴くんがアイツにそう聞いて背筋がピンッとした





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｢俺も飲まねぇな、でもいちごミルク飲んでる女子って可愛いよね〜｣









｢やっぱそうだよな那須！わかってるぅ♪｣






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…… ハ ？


棒読みでしょ、完全にバカにされた



飛貴くんはそんなこと1ミリも気づかず、1人でなんかしゃべってる、夢の世界でもいったのか





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アイツはニヤリとこっちに向かって笑い



勝ち誇ったような顔をしている





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やっと冷静になれたと思ったらこの状況




やっぱアイツ許せないっ！バカにして







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飛貴くんが夢の世界から戻ってくるまで





ずっと那須との睨み合いが勃発していた







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ほんと飛貴くんも飛貴くんだよ、アホすぎる








やっぱアイツとは仲良くなれなそう







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ずっと睨んでたから目が疲れた







チャイムの音がなるまで机の上でうつ伏せになりながら、目を閉じた

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