話し合い ページ43
｢じゃあアクシア君は、ずっと、私達の為に耐えてたって事なのか……？｣
｢マジかよ……｣
｢…｣
｢…｣
その夜。アクシアさんが部屋に居る隙にみんなに話した。
私から、お話があると言って集まってもらったのだ。
ローレンさんは歯を食いしばって自分を責めているように見えるし、パタ姐も悔しそうな表情を浮かべている。
みんな、自分がアクシアさんに何もしてあげられなかったことを悔やんでいるんだ。
レオスさんは腕を組んで俯いていて表情が読めない。何も発さないということは、真面目に捉えてくれているのだろうか。
そして、1番怖いのはオリバーさんだ。
途中まで｢はい、はい｣と丁寧に相槌をうってくれていたのに、虐められていた、という話をした途端黙り込んでしまった。
｢…よし！レオス君｣
｢何ですかオリバー君｣
元気よく椅子から立ち上がるオリバーさん。
｢行きましょうか！｣
ニッコニコで手に持っているのは…銃？！？！
｢ちょっ、オリバーさん？！？！｣
｢大丈夫です、撃ち方は知ってますから｣
｢ダメですよそれは！｣
｢エバさん俺も加勢するよ｣
｢警察だから良いってものじゃないですよ！？｣
｢私も手伝うぞ！な、ホホジロさん！｣
｢私もスナイプして差し上げましょう！｣
｢もうダメだこの人たち……｣
誰一人手が付けられない…
相手を傷つけてしまうなんて、アクシアさんは1ミリも望んでないだろう。
もちろんそんな事はこの人たちもよく分かっているはずだ。
｢…とまあ、冗談は置いておきましょう。彼らをぶちのめしたい気持ちは冗談じゃないですが｣
｢アクシア君の事蹴ったり殴ったりしてたんなら暴行罪にあたるのでは？逮捕できないんですか？｣
｢それだヴィンさん！許せねぇ…俺がしょっぴいてやる…｣
｢あれ？待ってローレン、いじめの犯人は機動部隊だから、警察の権力は及ばないんじゃないか？｣
アクシアさんの所属している機動歩兵部隊スローンズ。ここの管轄は警察というよりは軍隊にあたるため、警察のローレンさんが訴えたところで軍隊の人が承認しなければ逮捕はできない。
｢クソッ！！どうすりゃいいんだよ…！｣
ローレンさんが拳をドンッと叩きつける。
｢アクシア君へのいじめをやめさせる方法ねぇ…｣
レオスさんが口を開いた。
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頭華(プロフ) - くらげさん» えへへ…コメントありがとうございます♡ (2021年10月5日 22時) (
レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - ヒィ…おそろしい…axくん…まさかここでクローンネタがくるとはって感じです想像の斜め上をいかれた流石すぎる…本日もお疲れ様です (2021年9月28日 17時) (レス) @page41 id: 8ae060a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - Fineさん» コメントありがとうございます！勝手に脳内で博士の声で再生してしまいました笑 アクシア君の抱えているものがうまく描写できてたらいいな… 頭抱えて飛んで頂けたら幸いです！ (2021年9月28日 2時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - くらげさん» ありがとうございます！重たいですよね笑表情筋ぶっ壊れてほしいですねぇ〜 (2021年9月28日 1時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
Fine(プロフ) - あぁぁあぁぁあ何ですかこれぇ！？！？！？ｱﾞｱﾞｱﾞ重くて好き〜こんなの待ってました〜！！！！私の心臓が持ちませーん！いつも更新楽しみにしてます！アクシア……君は一体何を抱えているのかい……それ次第では私は頭抱えて飛ぶぞ……。 (2021年9月26日 16時) (レス) @page37 id: f4f4fca585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭華 | 作成日時：2021年9月5日 2時
