完成 ページ14
｢とりあえず手伝いますよ。2人は食卓の準備とその背中に隠してるあれやこれやの片付け、お願いしますね？｣
｢｢はい…｣｣
意気消沈。
ずっと眺めていられるほど楽しいやり取りだ。
｢騒がしいですよね、すみません｣
｢あ、いえいえ！全然…｣
そう言って手を動かす私を覗き込んでくる。
この人、人と話す時は目を見る主義の人だ。
真面目で暖かい雰囲気がある。
｢メニューは？｣
｢サラダと豚キムチです。大したものじゃなくて恥ずかしい限りなのですが…｣
｢美味しそうですね！じゃあサラダ作っちゃいますね｣
優しい。
｢えーっと、ザル…は…｣
そう言いながら、腕を私の上にある棚に伸ばす。
必然的にオリバーさんの身体が私の後ろに来る形になって、頭の上で｢あとボウルも必要ですね…｣なんて独り言を言っている。
なんだか抱きしめられているように錯覚してしまい、思わず手が止まってしまう。
｢ん？どうかしました？｣
｢あぁ、いえ！何も…！｣
この人、無自覚天然タラシだ……
｢料理できる人って良いですね、僕は好きですね｣
サラッとそんな事を言われ、顔に熱が集まる。
無自覚天然タラシだ………！！！！
ぐぅ〜〜っ
｢！！｣
｢ははっ、お腹空いてるんですね｣
急に、私のお腹の音が鳴った。そういえば朝から何も食べてないんだった…
恥ずかしすぎる。オリバーさんにまで笑われてしまった。
｢もうできましたから、食べましょう｣
｢片付けも終わったぞ！｣
タイミング良く片付けも終わったみたいで、4人分の料理をテーブルに並べる。
｢Aは私の隣な！｣
｢ありがとうございます｣
｢パタ姐とA、仲良いね〜｣
｢今日は2人でオーブンの掃除もしたんだ！すっごく綺麗になったんだぞ！｣
｢あぁ！凄く綺麗になってるなと思った｣
｢マジか全然気づかんかった｣
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頭華(プロフ) - くらげさん» えへへ…コメントありがとうございます♡ (2021年10月5日 22時) (
レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - ヒィ…おそろしい…axくん…まさかここでクローンネタがくるとはって感じです想像の斜め上をいかれた流石すぎる…本日もお疲れ様です (2021年9月28日 17時) (レス) @page41 id: 8ae060a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - Fineさん» コメントありがとうございます！勝手に脳内で博士の声で再生してしまいました笑 アクシア君の抱えているものがうまく描写できてたらいいな… 頭抱えて飛んで頂けたら幸いです！ (2021年9月28日 2時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - くらげさん» ありがとうございます！重たいですよね笑表情筋ぶっ壊れてほしいですねぇ〜 (2021年9月28日 1時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
Fine(プロフ) - あぁぁあぁぁあ何ですかこれぇ！？！？！？ｱﾞｱﾞｱﾞ重くて好き〜こんなの待ってました〜！！！！私の心臓が持ちませーん！いつも更新楽しみにしてます！アクシア……君は一体何を抱えているのかい……それ次第では私は頭抱えて飛ぶぞ……。 (2021年9月26日 16時) (レス) @page37 id: f4f4fca585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭華 | 作成日時：2021年9月5日 2時
