詮索 ページ4
「私、AAといいます。貴方の名前を伺ってもいいですか?」
「別に構いません。私の名前はレオス・ヴィンセントです」
「ローレンさんのお知り合いなんですよね」
「そうですね」
「あの、少し変だと思うんです」
「…というと?」
「普通は初対面の、しかも路地裏暮らしをしているような女なんて拾わないでしょう?何か貴方達にメリットでも無いと。」
「ほう?」
「つまり、貴方達は何かに困っているのではないですか?」
「…詮索しますねぇ」
「性分なんです」
「まあその辺の事に関してはローレン君に聞くしかないですね…着きましたよ」
はぐらかされた。
ふと見上げたら、ペンション並の綺麗な家とお庭の豪邸。
警察って給料いいのかな…
というか、この広そうなお家に男2人で住んでるの…?それって…
「ローレン君の知り合いとして来た私ですが、2人で暮らしているという訳ではありません」
「ですよね」
思考盗聴されてるかのタイミング。
白衣着てるし研究職なのかな?
レオスさんは思考盗聴くらい容易くできてしまいそうなオーラがある。
レオスさんがガチャッと玄関の扉を開ける。
「よいしょ…靴はそこにしまってくださいね」
「お邪魔します…」
玄関に足を踏み入れると、バタバタバタッと急いでいるような足音がした。
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頭華(プロフ) - くらげさん» えへへ…コメントありがとうございます♡ (2021年10月5日 22時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - ヒィ…おそろしい…axくん…まさかここでクローンネタがくるとはって感じです想像の斜め上をいかれた流石すぎる…本日もお疲れ様です (2021年9月28日 17時) (レス) @page41 id: 8ae060a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - Fineさん» コメントありがとうございます!勝手に脳内で博士の声で再生してしまいました笑 アクシア君の抱えているものがうまく描写できてたらいいな… 頭抱えて飛んで頂けたら幸いです! (2021年9月28日 2時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - くらげさん» ありがとうございます!重たいですよね笑表情筋ぶっ壊れてほしいですねぇ〜 (2021年9月28日 1時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
Fine(プロフ) - あぁぁあぁぁあ何ですかこれぇ!?!?!?ア゙ア゙ア゙重くて好き〜こんなの待ってました〜!!!!私の心臓が持ちませーん!いつも更新楽しみにしてます!アクシア……君は一体何を抱えているのかい……それ次第では私は頭抱えて飛ぶぞ……。 (2021年9月26日 16時) (レス) @page37 id: f4f4fca585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:頭華 | 作成日時:2021年9月5日 2時