てえてえ ページ28
その時。
バタンッ
｢ア〜ク〜シ〜ア〜！！｣
部屋のドアが開く音と、怒ったような声が聞こえた。
｢げっ、ローレン！｣
ローレンさんは部屋にズカズカと入ってきて、アクシアさんの首根っこを掴んだ。
｢あれ〜ローレン、なんでおれがここに居るのわかったの…？｣
｢靴があんのに部屋にいねぇからだよ｣
｢た、対あり〜｣
｢はいアクシア現行犯逮捕な？｣
私にくっついていたアクシアさんをべリッと剥がしてポイッとその辺に投げ捨てる。
｢痛い！ローレンのばかぁ！｣
｢うん可愛くねぇからな？｣
｢A、大丈夫？コイツに何もされてない？｣
｢えっと…多分、大丈夫です｣
｢そっか、良かった。じゃあ朝食にすんぞ｣
朝食！やばい、家政婦なのに準備してない！
慌てる私を見てローレンさんが笑う。
｢今日はエバさんが作ってくれたみたいよ。明日から頼むわ｣
そっか、オリバーさんが作ってくれたのか。
にしてもここの住人の朝は相当早いらしい。
私と、両手を前に出し逮捕ポーズを取らされるアクシアさんと、その手を握るローレンさん。
部屋の外に出ると、丁度隣の部屋のドアが開いてパタ姐が出てきた。
｢お！A！おはよう！｣
｢おはようございます！｣
｢あ、パタ姐だ！おはよ｣
｢ちょ、暴れんなアクシア！はよ、パタさん｣
続いて2人が挨拶すると、パタ姐はワナワナと震え出した。
｢A…？これは、どういう状況なんだ…？なんで、スローンズの2人は朝から手を握り合っているんだ…？｣
｢握り合って…？いや、これはなんというか、逮捕ごっこ？のようなもので…｣
｢逮捕ごっこだと？！美味しすぎないか…？｣
今にもたらりとヨダレを垂らしそうな表情でわちゃわちゃしてる2人を見つめるパタ姐。
よくわからないが、パタ姐が朝から幸せそうなので良かった。
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頭華(プロフ) - くらげさん» えへへ…コメントありがとうございます♡ (2021年10月5日 22時) (
レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - ヒィ…おそろしい…axくん…まさかここでクローンネタがくるとはって感じです想像の斜め上をいかれた流石すぎる…本日もお疲れ様です (2021年9月28日 17時) (レス) @page41 id: 8ae060a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - Fineさん» コメントありがとうございます！勝手に脳内で博士の声で再生してしまいました笑 アクシア君の抱えているものがうまく描写できてたらいいな… 頭抱えて飛んで頂けたら幸いです！ (2021年9月28日 2時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
頭華(プロフ) - くらげさん» ありがとうございます！重たいですよね笑表情筋ぶっ壊れてほしいですねぇ〜 (2021年9月28日 1時) (レス) id: f03d065939 (このIDを非表示/違反報告)
Fine(プロフ) - あぁぁあぁぁあ何ですかこれぇ！？！？！？ｱﾞｱﾞｱﾞ重くて好き〜こんなの待ってました〜！！！！私の心臓が持ちませーん！いつも更新楽しみにしてます！アクシア……君は一体何を抱えているのかい……それ次第では私は頭抱えて飛ぶぞ……。 (2021年9月26日 16時) (レス) @page37 id: f4f4fca585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭華 | 作成日時：2021年9月5日 2時
