【ハイキュー!!×あんスタ】吸血鬼の妹は音駒に通っています (ページ6)

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～研磨side～

部室で着替えているとき虎が騒ぎだした

「うぉぉぉっ！！女子マネが欲しいっ！」

「女子マネができてもお前、話しかけられないだろうが」

「それは、そうですけど……」

虎は女子マネが欲しいってよく言うけどまともに話したところを見たことがない…

「でも、烏野にはいるんですよっ！？」

「あぁ。美人のマネージャーなぁ……」

烏野には3年のマネージャーがいた

マネージャーはいた方が楽なんだろうけど、仲良くなれるかって言われたら無理だ

「マネージャー欲しいなら捕まえてこいよ」

「うっ…」

まともに話しかけられない虎には無理だろう

「じゃ、じゃあこうしませんかっ！！誰かが連れてきたら俺、そいつに何か奢りますよ！」

どれだけ、マネージャー欲しいんだろう……

「ハーゲンな」

「うっ……い、いいですよっ！！」

「よしっ、のった！」

次々に"俺も！"と声が上がった

そんなに食べたいのかな……

「研磨も参加しろよー？」

「え～…」

めんどくさい……

「研磨はいねぇのかよ？マネージャーやってくれそうなやつ」

「マネージャーやってくれそうな人はいるけど……」

そう言うと皆が驚いた顔をした

「え、お前女子の知り合いいんのか！？」

「いるよ。それぐらい」

皆、俺には友達がいないと思っていたらしい……

「その子はやってくれそうか？」

「頼めばやってくれるかもね」

「じゃあ……！」

女子マネージャーができると、皆大喜びだ

「でも、無理だよ」

そうキッパリ否定すると、皆動きが固まった

「なんで？」

「……めんどくさがりだし、長時間日光に当たったらダメな子だから。スポドリ作るのも大変だよ」

「日光アレルギーか？」

「そこまでは知らない…。でも、日光の当たりすぎで何回か倒れたことはあるよ」

あんなにうるさかった部室が静かになった

「ま、とりあえず明日会ってみるか」

「いきなり行くと、警戒するからメールしとく」

スマホをだしてメールを打つと虎が"メールまでしてるのかぁぁああ！！"と騒ぎだした

研磨明日、俺の幼なじみが教室に来るからAも会って

A??よく分かんないけど分かった!

よく分かんないのに分かったのか……