検索窓
今日:20 hit、昨日:4 hit、合計:227,378 hit

2* ページ3

〜真緒side〜


凛月を着替えさせるのはとても大変だった

先に下に降りさせてAの部屋に入るとカーテンは閉められ真っ暗な中でゲームをしてるAがいた


「目、悪くなるぞ〜…」

「日光ダメだし、スマホに反射して見にくいから嫌」

「あのな〜……」


途中でゲームを止めさせると1日機嫌が悪くなるからタイミングが大事だ

モンスターを退治した後なんかが一番いい


「よしッ!下に降りるぞ?」

「うん…」


立って移動はしてくれるが鞄を持つことはないし、目をスマホから外れることはない

階段を下りるときはゆっくりと降りさせる

朝御飯はそんなに食べる方ではなくヨーグルトだけでいいから口に運ぶと口を開けて食べる

凛月はうとうとしてて食欲<睡眠なのだろう……


なんとか朔間兄妹に朝御飯を食べさせ外に出た


未だにAはゲーム中だ…


「凛月、立って歩いてくれよ…。Aが事故ってもいいのか?」

「ん〜……それはダメ」


凛月にとってAは妹で守らないといけない人なのだ

だからものすごく過保護だ


凛月だけでなく朔間先輩もだけど……


「あら?凛月ちゃんに真緒ちゃん」


後ろから声をかけてきたのは同じくクラスの鳴上だった


鳴上に凛月を任せてAの通っている学校__音駒に向かった



「ま〜くん!ま〜くん♪」


嬉しそうに声をかけてきたAを見るとスマホの画面をこっちに向けて目を輝かせているAがいた


「超レアモンスターゲット!」

「よかったな」


見せてきたゲームをやっているわけではないので反応に少し困った


頭を撫でてやると嬉しそうにしていた


「じゃあ、バイバイ」

「またな。学校で倒れんなよ?あと、無理すんな?」

「分かってるよー」


何回か学校で倒れているので心配になる


あれ?ホントにお母さんみたいか……



そう思っても俺はきっと来年も再来年と朔間兄妹の世話を続けるのだろうか……

3*→←1*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (149 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
387人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

モエ(プロフ) - チェリー☆拓郎さん» 了解です(^_^ゞ (2017年7月16日 5時) (レス) id: 52548972fe (このIDを非表示/違反報告)
チェリー☆拓郎(プロフ) - ならまーくんでお願いします(`・ω・´) (2017年7月15日 22時) (レス) id: ad3a02f993 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - チェリー☆拓郎さん» ありですよ! (2017年7月7日 15時) (レス) id: 52548972fe (このIDを非表示/違反報告)
チェリー☆拓郎(プロフ) - 落ちってまーくんありですか!!!!???? (2017年7月7日 12時) (レス) id: ad3a02f993 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー☆拓郎(プロフ) - ワァ───ヽ(*゚∀゚*)ノ───イついにまーくんと音駒の対面(?)だー?? (2017年7月4日 21時) (レス) id: ad3a02f993 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:モエ | 作成日時:2017年1月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。