年下彼氏の出水くん (ページ13)

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じゅういちページ13

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そんなこんなで、3人が師匠になり遊真たちは入隊に向けて訓練を始めた…？

「って！私玉狛第1のスナイパーなんですけど！？

レイジさんが師匠なのはいいとしても私はー？

一応本部いた時は当真と並んでナンバーワンスナイパーだったんだけど」

迅「いや、Aはいいって」

小「そうよ！

Aは忙しいんだし、レイジさんしっかりしてるし、大丈夫よ」

鳥「それもそうっすね。

じゃあ、俺ら訓練あるんで」

「やだ…私も千佳ちゃん教えたいもん！

みんな、意地悪だ！！

…うえーん泣、陽太郎、雷神丸！！みんなが1人にするよー泣」

私だって教えたいのにみんなが意地悪してくる。

悲しくなった私は今、陽太郎と雷神丸に抱きついて泣いている。

三「えっと、これは？」

迅「ああ、びっくりしただろ？

あいつ、ああやって定期的にしないと泣かないんだよ。

自分の中に溜め込んでさ。ボーダーって学生が多いから、ますます大人にならないとって感じてるみたいでよ。

…SEのことがあって、あいつ人一倍辛い思いしててさ、まあこの話は今度な。

それで、本部では周り気にして泣けないし、なんたって年下彼氏には言えない。

だからこうして玉狛でちょっと意地悪して、泣かして、泣き疲れて寝るってわけよ。

まあ、あんま気にすんな」

それから私は泣き疲れて寝てしまった。

まあ、みんなが私を泣かせ、寝かしつけることはよくあることだし気にしてないんだけど…少し気まづいなって思う。

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