ごめんなさい。 2 (ページ8)

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JK 現実ページ8

Aが部屋に戻ってからまた始まった話し合い。

始まって直ぐに口を開いたユンギヒョン

YG ｢単刀直入に言うとAはもうここに居るべきじゃないと思う。｣

1番聞きたくなかった。

僕の中の選択肢にはAがここから居なくなるなんていう選択肢はなかったから。

HS ｢ど、どうしてそう思うんですか…？｣

ホソギヒョンの問いかけに僕も同感だった。

YG ｢Aは今"人"っていう生き物自体が恐怖でしかないんだ。よりによってAをそんなふうにした俺達と一緒に居ることの方がAを苦しめることにしかならないからだ。｣

そうだ…僕は自分のことしか考えてなかった。

Aと離れ離れになりたくない。

そんな自分の願望を押し通そうとしていた。

こんなふうにしてしまったのは僕達なのに…

ホソギヒョンもユンギヒョンの言い分に納得したのか、

静かに涙を流していた…

NM ｢それじゃあとりあえずパンPDに連絡をしないダメだね…。｣

そう言ってナムジュニヒョンは携帯を取り出した。

夜分遅くにすみません。そんなナムジュニヒョンの声が聞こえた。

電話を終えてナムジュニヒョンが戻って来た。

ナムジュニヒョンの話によると、明日の朝マネージャーが迎えに来てくれるとのこと。

その後はAはパンPDと暮らすことになるらしい。

どうしてだろう。

僕が泣ける立場じゃないのは分かってる。

分かってるんだけど涙が止まらないんだ。

どんなにAを手放したくないと願っても、

これが…現実。