ごめんなさい。 2 (ページ19)

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HS ページ19

今僕の目の前で起こっている出来こどか全てスローモーションのように進んでいる

それぐらいゆっくりなはずなのになぜか僕は動けずにいた

でも、もういいんだ。

僕は最愛の人を最後の最後に守ることが出来た。

だから……もう

近づいてくるマネヒョンとナイフ

僕は静かに目を閉じた

ありがとう、A愛してる。

ｸﾞｻｯ

鈍い音がした……したはずなのに痛くない

ゆっくり目を開けるとそこには

血だらけのAがうずくまっている

HS ｢え……A、？｣

JK ｢おまぇぇぇぇぇぇｯ!｣

今隣でジョングガがマネヒョンを殴っている

でも今僕にはなんの音も聞こえない、

｢オッパ……どうして…い、ま……にげなかっ……たの？｣

途切れ途切れのAの言葉

HS ｢ダメだ…話したらダメだ……死んじゃダメだ…｣

僕は涙を流しながらAのお腹から流れる血を必死に止めていた

でもその血液は止まることを知らない

｢オッパ……あなた…は…これか、ら…たく、さん、の、人を……笑顔…に…しない…と…いけない。｣

HS ｢頼むから話さないで……お願い……｣

｢助けて、、くれてありがとう。私の、、希望だよ。これから、、は、、みんなの、、希望、に、、なって。｣

HS ｢Aｯ、Aｯ、嫌だ……いかないで…｣

｢愛してるよ。｣

今まで途切れていた言葉が最後にハッキリと伝えてくれたAの最後の言葉。

青白くなって、冷たくもう目を開かないA

その冷たくなった手を握りながら僕は言った、

今までにないぐらいの力を込めて

HS ｢僕は、、うっ、いつまでも、、君の希望だぁぁ！｣

遠くから聞こえる救急車の音も、

ジョングガがマネヒョンを殴っている鈍い音も、

パンPD、他のメンバーのAを呼ぶ声も聞こえているよで、、聞こえなかった