ごめんなさい。 2 (ページ13)

今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:6,357 hit

HS ページ13

今日もみんなで練習。

この間ジミンが僕達に喝を入れてくれて、我に返った。

Aがまた笑顔で戻って来た時のために今1分、1秒の時間で僕達をどんどん磨いていきAに会っても恥ずかしくないような僕らでいなきゃ。

それからはみんな練習を必死でこなした。

休憩の時間も水分をとるとみんな各自で休憩時間を削って練習を続けた。

休憩時間残り5分程度の時練習室の扉が開いた。

扉から入ってきたのはマネージャーと…Aだった。

HS ｢え…Aなの…？｣

僕の発言にみんなが勢いよくドアの方に目を向けた。

その瞬間ステップを踏む音や、話し声が無くなるり沈黙が続いた。

MG ｢みんな～集まれ～｣

いつもならその号令がかかるといつもは走っていく僕達だけど、今日は何故か足が動かなかった。

ある意味パニック状態だった。

みんながゆっくりとマネージャーの周りに集まると、

MG ｢えっとじゃあ説明するg ｢マネージャー、私から言わしてください。｣あ、あぁ。｣

｢お久しぶりです、皆さん。今日から1ヶ月マネージャー兼メイクを担当します。平井Aです。｣

信じられなかった、

また僕の目の前にはAがいる。

初めてあった時とAは変わってハキハキと話していた。

僕達も違った。Aの自己紹介。

明らかに日本人の名前だけど僕達はもうそんな事どうでも良くなっていた。

みんなの目は見ていて分かるほど嬉しさに満ち溢れていた。

久しぶりに聞いたAの声、久しぶりに見たAの綺麗な顔。

すごく、すごく嬉しくて言葉を発せなくなるぐらいだった。

でもどうして1ヵ月なんだろう。

もうそんな事どうだっていい。

今目の前にAが立っている。

その方が僕にとってはよっぽど重要だった。

この時油断してたんだ。

僕達の敵は直ぐ傍にいた事に気づけなかった。

だから僕達は大切な"人"を失った。