ごめんなさい。

予感 HS ページ18

なんだか、嫌な予感がする。









僕は今までにないぐらい真剣にMVを撮って、









練習室まで全速力で走った。









練習室の近くに来た時、









ユンギヒョンの声とｺﾞﾝｯと鈍い音が聞こえた。









僕が練習室に入った時には…遅かった。









頭から血を流しながら倒れているA









｢A！A！なんで！？なんでこうなった！｣









初めてこんなに頭にきた。









TH ｢どうして、ホソギヒョンそんな日本人を庇うの！？｣









この子がいつ、お前達になにをしたって言うんだよ。









｢今はそんな事どうだっていいだろ！ジニヒョン！タオル今すぐ持ってきて！ナムジュナ！マネヒョン今すぐ呼んできて！｣









みんなが色々している間僕はAに呼びかける事しかできなかった。









｢A、ごめんね。遅くなっちゃって…。でも絶対に大丈夫だから。だから、お願い…死なないで…｣









僕は涙を流しながらAを抱きしめた。









そして何分か後にマネヒョンが来て救急車を呼んでくれた。









｢マネヒョン。本当にごめんなさい。僕、守れなくて…。撮影が終わって入ったらもう、遅くて…｣









MG ｢大丈夫だ。お前はなにも悪くない。お前1人に任せて悪かった。今までよく頑張ってくれたよ。とにかく今はAの無事を願うことしか出来ないんだ。｣









｢はい。｣









MG ｢お前ら、後で話を聞くからな。｣









｢｢はい。｣｣









暫くして救急車が来てAが運ばれて行った。









俺は救急の人達に頭を下げて一緒に連れて行ってくれと頼んだけど断わられた。









MG ｢後で全員病院に行こう。ジミンはとりあえず冷やしとけ。｣









｢マネヒョン、今すぐ行こう。｣









僕がAのそばに居ないと、Aと約束したんだから。









MG ｢分かった。きっとAのそばにはお前が必要だろう。PDも呼んでくるから。｣









A、どうか、どうか、無事で居て…。

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