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side紫
なんで流星を起こすのが大変かって、ご飯無くなるも遅刻するもあんまり効かへん。せやから、物理的な刺激を与え続けるしかない。それでもなかなか起きへんから、大変やねん(笑)
(コンコン)
紫「流星ー、入るでー」
返事は無いけどここでも一応伺いを立てる。
そんで、最初に呼びかけて揺さぶるなんて可愛いことこいつには意味ないから、初手から布団取り上げて叩く。んで、淳太にカーテン開けてもらったあと、一緒に叩いたり揺さぶったりする。これでやっと何か反応を返してもらえるねん。ほんまよー寝る奴やで(笑)
紫「ほら流星、起きや。あとお前だけやぞー」
黄「流星ー。起きてやー、ご飯出来てるで。照史呼んで乗ってもらうでー。」
そんな感じで脅しを混ぜつつ叩き起す。
青「ん……」
それでも起きへん。でもここで起こさな遅刻確定やから、さっきより強めに叩き起す。
紫「起きろやー」
黄「流星、ほら起きて。ご飯食べられへんやろ?」
青「起きた……………………」
紫「ベッドから出ないと起きたとは言いませーん。」
青「んー………………」
何とか返事するようにはなったけど、ここで俺らが出て行ったらまた寝付くのは確定。せやから、
紫「淳太、そっち側引っ張ってくれへん?」
黄「OK、分かった」
せーので行くで、と伝えて引っ張り起こす。ちゃんと覚醒しきってないからふらふらしとるけど、何とかベッドから引き離すことは出来た。このままグイグイ引っ張ると、やっと立ち上がってくれる。ここまで来るのに結構時間かかるねん(笑)
青「おはよ……ねむ…………」
紫「はいおはよう。やっと起きたな、下行くでー」
黄「おはよ。もうちょいはよ起きれるようにしよな?お腹すいた、今日の朝ごはんなんなんやろなー」
そんなたわい無い会話をしながら階段を下りる。
紫「おはよー」
赤「濱ちゃんおはよ、遅かったな!(笑)」
紫「お前らの事起こしとったんや!(笑)」
1階に行ったらしげが絡んでくる。流星はふらふらぼんやりソファの方に行ったし神ちゃんは照史の手伝いをしとる。……することあれへんな…………
橙「暇な人食器出したりすんの手伝ってー」
やること出来たわ(笑)
でもそんな人数言ってもあれやし、って事で俺とのんすけで手伝いに行く。
桃「濱ちゃん今日遅なる?」
紫「いや、そない遅ならんと思うで。何で?」
桃「いや別に?」
紫「なんもないんかい!(笑)」
駄弁りながら食器やらコップやら出して、配膳まで手伝う。
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作者名:にと | 作成日時:2020年11月29日 17時