西の虹が住まう家。 (ページ3)

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side紫

…朝や、いい朝日やなぁ…
と思って外見てたら、照史が来た。

起きてるよって返事したら、皆のこと起こしてって頼まれた。この会話、毎朝してるからこれが無いと始まった気せぇへんねん。

朝弱い奴らを起こすのは俺の仕事。押し付けられた感じもあるけど、別に嫌やないし良いかなって思ってる。

…そろそろ行くか。
最初は淳太の部屋やな。ちょっと体調面は注意すること多いけど、朝弱い訳やないから最初に起こす。これ以降がしんどいけどな(笑)

(ｺﾝｺﾝ)
紫｢淳太ー？起きてるかぁ？入るでぇ｣
黄｢ん、濱ちゃんおはよ。｣
紫｢はいおはよう、体調とか大丈夫？｣
黄｢大丈夫やで。むしろ元気やわ(笑)｣
紫｢それは良かった。ほな下降りといてなぁ｣
黄｢皆起こすんやろ？俺も行く｣
紫｢分かった、ほな行こか。｣

淳太は身体あんまし強く無いから、部屋入って体調チェック。こいつ、たまに隠しよるからな。それの対策もある。
で、3日に1回くらいは一緒に起こしに行くねん。

次はしげやな。ここもまぁ楽っちゃ楽。

(ｺﾝｺﾝ)
紫｢しげー起きろよー｣

ここからは問答無用で押し入ります(笑)
布団にくるまってるしげ。とりあえず呼んで起こすけど、これでは起きひん。じゃあどうするか？揺さぶるねん。

紫｢朝やで、はよ起きや。｣
黄｢ほらしげ、起きてやー｣

今日は淳太もおるし揺れ2倍。さすがに起きたらしいわ。

赤｢あー起きる起きる、やからそんな揺らさんとって(笑)｣

紫｢はいおはよう。下降りといてな｣

黄｢おはよ。｣
赤｢おはよ。もー完全に目覚めたわ…｣
黄｢ええことやん、早起きは三文の徳言うやろ？｣
赤｢ちゃうやん、もうちょい寝れたやん！｣
黄｢うるさいはよ行け(笑)｣
赤｢もー…｣

でっかいあくびしながら降りてったわ(笑)
今のがしげやな。めっちゃ淳太にイタズラしてよく怒られてる。まぁ根はええ奴やし、好きな子ほどいじめたいアレあるやん、あんな感じなんやろな。
淳太も満更ではなさそうやし。(笑)

しげも起こしたことやしこっからが難関やねんなぁ……