１６７・俺の、って証 2/23 ページ22
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＝side 翔太＝
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クリスマス当日は、
日付がとっくに変わってからの帰宅。
バスルームに丁寧に置かれた
淡いブルーのパジャマの上に紙が一枚。
『おそろいのモノが欲しくてパジャマなら、と。
使ってくれると嬉しいな』
シャワーを浴びてパジャマを着て、
ケアをしてベッドへ。
淡いピンクのパジャマのAは
明日も仕事だからすっかり熟睡モードで。
ちょっとやそっとじゃ起きないことを良いことに
つけた"俺のもん"って証。
抱きしめてウトウトするけど反応が気になってんのか
仕事で起きるAより先に目が覚めて。
寝たふりかます俺に気づかないAは、
いつもと同じ時間に起きて
「わ。着てくれてるぅ」
って小さく呟いて、俺の髪を撫でて笑って
布団から抜け出し洗面台に向かったAの後を
すぐ追う俺。
「おはよ、コレ、ありがと」
「おはよう。ヤバ、お揃い、ヤバ、ニヤけちゃう」
って笑って歯ブラシを手に視線をあげて、
鏡に映る自分の首元に気づいて、目をまんまるにして。
鏡と歯磨きしてる俺を交互に見るAに
笑いが込み上げるけど歯磨きを続けてると
隣でシャカシャカといつもの倍速で磨き終え、
俺が終わるのを待ってる。
磨き終わった俺に
「あの、これ…」
「あぁ、お前は俺のって印。」
ってなんでも無いを装い言った俺に
両手で顔を覆い、うー、って泣き始めたAに
驚き焦る俺をチラッと見て、少し笑って手を広げ抱きつく。
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もここ*(プロフ) - もちさん» ありがとうございます( *´艸`)ラストまで頑張ります！ (2023年2月28日 12時) (
レス) id: d240afcf39 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！入院中なんですね…。あまりご無理なさらないでくださいね。、でも、更新楽しみにしています！お大事にしてください。 (2023年2月28日 6時) (レス) @page28 id: aec85bc555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もここ
| 作成日時：2022年10月31日 8時
