１６２・ツンツン ページ17
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＝side 翔太＝
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「ねぇ舘さん、しょっぴー可愛い」
「ンフフ。幸せそうでなにより」
涼太が笑ってスマホをいじり出した。
ラウは相変わらず俺をツンツンしていて、鬱陶しい。
Aの声は一昨日に比べたら
明るくなった気はするけど、
やっぱり疲れてんのか、いつもの元気さはなくて
気にはかかる。
「なぁA？」
『はい？』
「昨日のすのちゅーぶ、見た？」
「あ。やだ、私としたことが！翔太さんでてます？」
「…おん。佐久間もいる。なぁお前、大丈夫か？」
『……はい、大丈夫ですよ？』
「無理すんな」
『……大丈夫。明日で終わりだし。
ご褒美の為に頑張ります』
って言った声は少し震えてる気がして
こっちまで、なんだか胸の辺りが苦しくなる。
「明日は？終業時間まで？」
『ハイ、明日の朝ココ引き払って駅のコインロッカーに
荷物預けて終業時間まで働いて戻ります。』
「俺、明日夕方までなんだけど…迎えに行こうか？」
『ンフ、大丈夫です。あ、でも…』
「ん？」
『…帰った日の晩、
翔太さんのシチューが食べたい、です』
「分かった、作って待ってる」
『わ！やった！んふ、よし、あと１日頑張ろうっと』
ってテンションの上がるAに、
そんな事で喜んでくれんなら
いくらでもいつでも作るよ、って思う。
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もここ*(プロフ) - もちさん» ありがとうございます( *´艸`)ラストまで頑張ります！ (2023年2月28日 12時) (
レス) id: d240afcf39 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！入院中なんですね…。あまりご無理なさらないでくださいね。、でも、更新楽しみにしています！お大事にしてください。 (2023年2月28日 6時) (レス) @page28 id: aec85bc555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もここ
| 作成日時：2022年10月31日 8時
