めっちゃ好き≪orange≫ ページ8
.
.
「A姉！」
「ん？」
「お宅のアレ、何とかしてくれません？」
って楽屋にお邪魔した私に小声で言う翔太君の
指差した先に体を小さく丸めて膝を抱えて
部屋の隅に座る、愛しい人。
「どーした？」
声を掛けるとチラリとコッチを見て、わざとらしく
顔を背けて膝に顔を押し付けてる。
話したくない、のポーズ。
思い当たる節はありすぎて………頭を掻く。
どれがダメだった？それとも全部？
チラリと入口を見ると、そーっと閉めてくれたふっかに
ジェスチャーでお礼を言って
「康二君？」
って話しかけてすぐそばに座り込み、
彼の腕をツンツンと突いて話しかける。
「康二君のお顔見たいなぁ。」
「………。」
私のお願いはなんだって聞いてくれる康二君は、
こんな時でさえ、聞いてくれる。
めっちゃ不服そうな顔してるけど(笑)
「…ハグ」
両手を広げてお願いすると私を膝に座らせ対面で
ギューっと痛いくらいのハグ。
きっと今の康二君の気持ち。
「嫌やったの。わかってんの。仕事やし、俺かてするし。
でも……あんな顔して言うてんの見たなかった」
「あんな顔？」
「めっちゃ好き、って顔」
そう言って少し体を離すと
目を丸くして驚いて、苦笑いを浮かべる。
「なんなの、もぅ」
って破顔した。なんで？
「もっとえぇ顔してくれたからいいや。」
って言うとガバッと着てるジャケットで私を隠すと
チュッと２回キスをして、舌を絡められたキスに息が上がる、、、
「よっしゃ、復活」
って言うと私をギュッと抱きしめて少し体を離して
屈むと服をグッと下ろして胸に吸い付いて紅い痕をつけると
「俺のん、ってシルシ。へへ」
って嬉しそうに笑うから、立ち上がって手を出して
康二君も立たせてあげると
「こんな痕が無くても…私の全部、康二君だけのものだけどね」
と返して、言って恥ずかしくなって楽屋を後にする。
出た後の楽屋は大騒ぎしてるけど…
……知ーらない(笑)
.
.
──── end.
.
同業者かなぁ？あまり考えずに書き始めたからなぁ。
彼の甘えん坊さんな感じが可愛くて仕方なくて書いたお話。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もここ
| 作成日時：2022年6月14日 3時
