カタコイ≪雪purple≫ＨＢＤ (ページ10)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:28,390 hit

Ｔページ10

.

.

「え、」
「どうした？」
ってちょっと焦った顔をしてる彼にさっきの話をする。

「あとは打ち合わせだけやんな？も、今日は上がっていいよ」

「え、」

「はっきりさせてこい」

「ハッキリ…」

「全部言うんだよ。もう思わせぶりなことしないで、
好きじゃ無いならこんな風に連絡しないで、って」

「…え、告白？」

「そ。煮え切らん態度とるんなら、スパッと宣言して
諦め。Aの望む関係には、なれんから」

「……フラれたら慰めてね」

「１週間でも１か月でも付き合ったる」
サムズアップして言うシゲに笑って荷物をまとめ家路を急ぐ。

＊

家に着いた後、ラインをしたら直ぐ返事が来て、
チャイムがなるから玄関に向かう。

開けると俯き気味のふっかが目だけで私を見て
ニッと笑うと

「……お邪魔して、い？」
と、聞くからどうぞ、と招き入れると
リビングに入るなり後ろから抱きしめられた。

「……ふっか？」

「冗談じゃないよ。軽率に言った訳でも無い。
そうとられても仕方ねぇかもだけど…」

そう言って、クルンと肩を掴み私をひっくり返されると
私の頭に手を添え胸元に引き寄せられると、
ドッドッドッドッってふっかの胸の音が聞こえる。

.

.