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≪side Ｎ≫
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翌日、学校が終わって速攻向かう。
コンビニの近くのマンション…多分ここ。
植え込みに座り込んで待つ。
約束もしてないし、いつ帰ってくるかわからないけど…。
途中犬の散歩してるおばさんが怪訝な顔で見たけど
にっこり微笑み返したり可愛いっすねーなんて言ったり。
兄貴が帰ってくるの、待ってるんですなんて適当に言いつつ待つこと４時間、あの人が帰ってきた。
「カズくん！？」
「はぁ？なに名前で「なにやってんの、家は？Aさんは
ココに居るの知ってんの？」」
って矢継ぎ早に言いつつ、なにも言わず俯いた俺に
「寒いからとりあえず上に」って部屋に上げてくれた。
「Aさん、心配しない？」
「…普段はアルバイト行ってる時間だから。」
「…そっか。あ、なんか飲む？コーヒー飲める？」
頷いたおれに、コーヒーを入れてくれた。
あ、家にあるマグとおんなじ…
.
「…どうした？おれに、何聞きたい？」
優しく言われてつい話す、
俺の中にある母さんの、記憶。
「だから。母さんには幸せになってほしい。
誰よりも、一番。泣くとこなんか見たくない。
あんたは。どういうつもりなの？もし、遊びとかなら、
傷の浅い今の内に「俺ね。」」
俺の言葉を遮るように話し出した櫻井さんに
言葉を止める。
「小さい頃のカズ君、覚えてるよ。」
え？
「滑り台なんども何度も滑ってて。Aさんは寒そうに
身を縮めて、でも幸せそうに笑ってた。 」
って懐かしむように笑って、
目の前のマグにそっと口をつけた。
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51.思い出話 side Ｓ 2/19→←50.助言と対峙 side Ｎ
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さく(プロフ) - ほんとですか！？憧れの2人も好きだけど素直の2人も大好きなのでめちゃくちゃうれしいー！もここさん頼みますぜ！！！ (2019年3月15日 16時) (
レス) id: fce84e79e3 (このIDを非表示/違反報告)
もここ*(プロフ) - さくさん» 出しちゃおう！翔くんと、あっちの主人公ちゃんを……むふふ。いいネタ出来たー( *´艸`)忘れないうちメモ_φ(･_･ ★子どもがお出かけ中の今こそ書いちゃおう。行ってきます！ (2019年3月15日 16時) (レス) id: a563d1ab23 (このIDを非表示/違反報告)
もここ*(プロフ) - keiさん» いってらっしゃいませー(●≧艸≦) (2019年3月15日 16時) (レス) id: a563d1ab23 (このIDを非表示/違反報告)
もここ*(プロフ) - はるさん» はるさん、はじめまして！コメありがとうございます！そう言って頂けると私の妄想も誰かのお役に少しは立ててるのかなぁ、って嬉しくなります！こちらこそ本当にありがとう★これからもよろしくお願いします(●≧艸≦) (2019年3月15日 16時) (レス) id: a563d1ab23 (このIDを非表示/違反報告)
もここ*(プロフ) - やちさん» やちさん、はじめまして！コメありがとうございます。夢中になって頂けているなんて嬉しいです！こちらこそ有難うございます。そしてこれからも読んで頂けるよう頑張ります(●≧艸≦) (2019年3月15日 16時) (レス) id: a563d1ab23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もここ*
| 作成日時：2019年2月4日 9時
