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毎月の、それは
あの日から二週間後に……ようやくきた。
体調のせいか、いつもよりは遅かったけど。
毎月来るそれが、今回ほど待ち遠しかった事はない。
万が一、出来てたりしたら。
彼のことだから、責任取るとか言い出しかねないし。
そんなの絶対嫌だ。
毎月のそれが。
ようやく終わりを迎え一週間が過ぎた頃。
仕事でまた彼等と合同でやんなきゃいけない事が決まり
対峙しなきゃなんなくなる。
心配してくれる潤君に
笑顔で返事して、渋々腹をくくる。
１カ月ぶりに会う相葉くんは、
少し頬がシャープになっていて更にかっこ良くなってて
不意に目が合ってフッと笑う相葉くんにキュンとして
ドキドキが止まらなくて。
一瞬で頭の中が彼でいっぱいになるから
もぅホント嫌になる……。
忘れるって決めたのに。
あなたへの思いごと、全部。
必死で気持ちを押し込めて微笑み返し、
仕事だけに集中する。
お昼を一緒にと言われて潤君が断ってくれて
スープなんて普段、頼まれたことはないけど
部屋を出られるように促してくれて
ようやく一息つけて、ため息を吐いた。
＊＊
下のコンビニでカップスープを買って戻ると
潤くんが既に戻っていて販促課の応接スペースで
いつものようにお昼を食べ終える。
給湯室でお弁当箱を洗うのは
私の仕事にしてもらってる。
せめてもの、感謝の気持ち。
で。いつもこの中に、ラップに包んだ５００円玉を入れて
「ご馳走様」って返す。
最初は１０００円入れてたら
「いらない、てか、多過ぎ」
って言うから、
「じゃ５００円。
受け取ってもらえないならもう食べらんない」
って言ったら
「じゃ貯めて夜飯一緒に食いに行こ」
ってニッコリ笑ってくれてる。
お昼ご飯の後。
二人で屋上に行って昼休憩が終わるまでコーヒー飲んで
のんびり過ごすのが、いつもの流れ…なんだけど
今日は個々に抱えた仕事の期日も迫ってるから、と
昼休みも半分返上でとりかかる。
気付けば就業時間も過ぎていて驚く。
どんだけ集中してんの、私….
周りを見渡せば数人しかいなくて。
と…潤くんの同期の…何君だっけ？
……あぁ、丸山くん、か。
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櫻さとみん(プロフ) - もここさま♪ ワタクシまさかのスルーしておりました？greenに反応鈍ったか？ で、昨日気付いて一気読みでございます。ショさんじゃなくても 好きな作者さんのお話は楽しい＼(^^)／ バカップル万歳＼(^^)／ 続きは仕事から帰った後の楽しみにします♪ いつもありがとう (2016年7月24日 7時) (
レス) id: 05f33a3645 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - カレンさん» コメントありがとう(o‘∀‘o)b私も…したい( *´艸`)ﾑﾌコメント頂けた事に、感謝デス！ (2016年4月26日 15時) (レス) id: d9c9fbc1fd (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - さゆさん» コメありがとう(o‘∀‘o)b私は感想を頂けた事が幸せデス！ありがとう（≧∇≦） (2016年4月26日 15時) (レス) id: d9c9fbc1fd (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - このお話すごく好きです！こんな恋愛したーい！読んで幸せな気分になりました(^^) (2016年4月25日 13時) (レス) id: bdde259956 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - すごい好きですこの話。素直になれない主人公。こういうささいなすれちがい（すぐ解決する）幸せです。 (2016年4月25日 8時) (レス) id: dd52be414e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もここ
| 作成日時：2016年4月15日 7時
