ネバーランド【Kei.I】 (ページ35)

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..知念side.. ページ35

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今日は学祭

ありがたいことにうちのクラスは大盛況でみんな走り回ってた

僕がダンボール運んでた時、ちょうどAとすれ違って

1人だったから心配で、ついて行こうかとも思ったんだけど、

僕も僕で荷物運んでたから1人で行かせちゃったんだ。

Aは伊野ちゃんと一緒に戻ってきた。

なんで遅かったのか聞いてもすごく気まずそうにしてて教えてくれなかったし

伊野ちゃんが「Aのことは俺に任せてよ」

なんて言うから。

、、、なんかちょっと、苦しかった。

はぁ、こんなの僕らしくない。

今は後夜祭の真っ最中。

皆、大盛り上がりだけど、、僕は気分が乗らないや。

菜乃花「お！知念！盛り上がってる〜っ？」

知念『、まぁね。』

菜乃花「なに、どしたの？元気ないじゃん？？」

菜乃花の言葉に答える気にもなれなくて、

僕は口を開かなかった。

菜乃花「ん〜、まぁ、元気出せ！」

菜乃花「もうそろそろ花火も始まるしね！」

花火＿＿＿＿。

知念『花火、、』

Aと一緒に見れたらいいのに、、。

でもAは、伊野ちゃんと見たいはず＿＿＿。

、、、まって

そういえばさっきからAの姿を見てない。

てっきり菜乃花といるかと思ってたけど、。

どこにいるんだろう、。

A、外に出てるといいけど、、。

その時、

男子生徒「あいつ片付け終わってっかな？笑」

女子生徒「、さすがにやりすぎじゃない、？」

男子生徒「は？あいつが自分で言ったからいいだろ」

男子生徒「Aがさ！笑笑」

後ろから聞こえてきた会話。

知念『っ、！！』

気づけば足が勝手に走り出してた。