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『わぁ、、』






視線の先にはいく千もの星が輝いている






伊野尾「こうやって星を見てるとさ、」




伊野尾「この世界が自分たちの想像を遥かに超えるくらい広いってこと、実感するんだよね。」









伊野尾「自由に生きたい って思う。」









慧くんは空を見上げてそう言った。







『、そうだね。宇宙から見たら私たちってすごく、
ちっぽけなんだね。』






伊野尾「だからね、」






ゆっくりとこっちを向いて

彼の瞳が私の瞳を捉える






伊野尾「楽しいこといっぱいしたい。」

伊野尾「Aと2人で。」






_____ドォン






そのとき、慧くんの背後に花火が上がった。






2人で並んで空を見上げる。






伊野尾「まずはひとつ思い出できたね」

伊野尾「Aと花火、見られて良かった」






そう言って慧くんは優しく微笑む






『わ、私も!慧くんと花火見たかったから!』

『迎えに来てくれてありがとね。』






伊野尾「Aのためならいつでも駆けつけるよ。」






慧くんの手に優しく頭を撫でられる。




交わった視線は互いを引き付けあって




可憐な手が左がの頬に触れる。






『っけ、慧くん、?』







伊野尾「A」









伊野尾「すごく、きれいだよ。」









2人は空を彩る花火に照らされて







ふわりと優しいキスを交わした。

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作者名:とまとぅ | 作成日時:2021年5月15日 17時

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