その美刀、驚愕 ページ5
ｓｉｄｅ燭台切
今日は主からの命で、厚堅山に来ていた。
隊長は僕で、隊員が蛍丸くん、三日月さん、鶴さん、一期さん、岩融さん、というかんじで、高打撃、高統率のメンバーだ。
「なぁ、光坊。本当にここにあの、“司鬼夜蝶”…杏璃がいるのか？」
そう。ここには最近実装された、“司鬼夜蝶”を手に入れる為に来ている。
「さぁ？でも政府からの手紙には此所で落ちる。ということからだからね……」
あ、別に主はブラック本丸というやつではないよ？………少しアホの子なだけで。←
「…燭台切殿………此所、何処か様子が可笑しくないでしょうか…………さっきから全く敵が居ない…。」
何時もと違う様子に一期さんが言う。
「ふむ。そうだな。何処かの本丸の部隊がもう居るのかもしれん。」
そう三日月さんが言葉を言ったと同時に金属のぶつかり合う音が聞こえた。
「ｯ燭台切さん！！あっちに誰か居る！」
蛍丸くんの見つめる方に目を向けると、敵と誰かが闘っているのが見えた。
敵に囲まれているようで、誰が戦って居るのかは分からない。
「みんな！！行くよ！」
飛び出し、敵に向かって行くと、ちょうど目の前の敵が倒れて誰が居るのか見える。
見えたのは、儚げな色を身に宿し、美しい所作で敵を切る麗人だった。
僕たちの本丸には実装された全刀剣男士がいる。その誰とも違う容姿から彼が“司鬼夜蝶”なのだろう。
思わずその姿に見惚れてしまう。流石は【人狂わせの刀】と、呼ばれた刀だ。
そう思ったのは皆も同じだろう……………………
だが、その美しい刀の後ろに刀を振り上げる敵が見えた。
その瞬間、司鬼夜蝶は、全てを諦めたかのような声で、─────────
『もう、わた、くしは…生きすぎた。速く、常世へ帰ろう………』
そういった。
嫌だ。死なせはしない。折角逢えたのだ。
その思いで、敵を背後から切り伏せた。
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まゆ(プロフ) - 刀剣乱舞って刀剣たちが亡くなってしまう時って刀は折れるから死んだかどうかってすぐ分かるんじゃ？ (2019年10月14日 8時) (
レス) id: 60ba35ccc3 (このIDを非表示/違反報告)
紫綺(プロフ) - 蒼さん» ご指摘ありがとうございます！そうなんですか…すみません、私の確認不足でした…!直させていただきます。返信遅くなってすみません！ (2017年5月18日 0時) (レス) id: 3e12735ed2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - コメント失礼します。質問なのですが、朱隠しの歌詞を載せてますよね。その歌詞って作詞作曲者様に許可を取っていますでしょうか？許可無しで載せていましたら消してください。占ツクの規約で無断転載は禁止されてます。お気をつけください。応援してます。 (2017年4月9日 22時) (レス) id: afd5471fbc (このIDを非表示/違反報告)
紫綺(プロフ) - 菜奈実@歌い手､声優､アニメ大好きですさん» ありがとう御座います！そう言っていただけて嬉しい( ´艸｀)です！シリアス多めにぶっ込みましたが、そういったネタも入れますよ！←← (2017年3月13日 21時) (レス) id: 3e12735ed2 (このIDを非表示/違反報告)
紫綺(プロフ) - 三色だんごさん» コメントありがとう御座います！ﾄﾞｺﾞｫ…そうですね笑何故かそういうイメージが…←←是からも宜しくお願いします！！ (2017年3月13日 21時) (レス) id: 3e12735ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫綺 | 作成日時：2016年12月19日 19時
