その美刀、真実 ページ19
ｓｉｄｅ審神者
彼の様子を見ていた刀剣達は皆一様に瞳に涙をため、肩を震わせていた。
そして、俺は何よりも酷なことを聞く。
「………司鬼。お前は、なぜ、厚堅山にいた、んだ？」
「ｯ！！！主！其れは……」
数珠丸が慌てたように言葉を濁す。
『……数珠丸殿。私は大丈夫です…。何故、ですか。…』
「やっぱり辛いなら…」
感情の見えないひとみでも、体を震わせる司鬼にそう言うが、
彼はゆるゆると首を振ると、ゆっくりと、話し出した。
『あの子を守って……吹き飛ばされて…、……死んだと思っていたのに、目を開けたら、そこに居ました。………』
つまり、彼は前の本丸で誰かを守って使えなくなったからか、死んだと思われたかで捨てたれて、あそこにいたと。
一言一言思い出すように区切りながら彼は云った。
「ｯ！！…………杏璃。もうよい。此所には我が居る。絶対に守って見せようぞ！」
小烏丸が司鬼をかき抱く。
『小烏丸殿………はい。……』
司鬼はそれに儚げに微笑んだ。
そして俺に向き直ると、
『私は貴男様に拾われた。……そのおかげで今生きていられています。
───貴男様が望まれるのであれば、この体、自ら手折りましょう。』
空気が凍った。
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まゆ(プロフ) - 刀剣乱舞って刀剣たちが亡くなってしまう時って刀は折れるから死んだかどうかってすぐ分かるんじゃ？ (2019年10月14日 8時) (
レス) id: 60ba35ccc3 (このIDを非表示/違反報告)
紫綺(プロフ) - 蒼さん» ご指摘ありがとうございます！そうなんですか…すみません、私の確認不足でした…!直させていただきます。返信遅くなってすみません！ (2017年5月18日 0時) (レス) id: 3e12735ed2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - コメント失礼します。質問なのですが、朱隠しの歌詞を載せてますよね。その歌詞って作詞作曲者様に許可を取っていますでしょうか？許可無しで載せていましたら消してください。占ツクの規約で無断転載は禁止されてます。お気をつけください。応援してます。 (2017年4月9日 22時) (レス) id: afd5471fbc (このIDを非表示/違反報告)
紫綺(プロフ) - 菜奈実@歌い手､声優､アニメ大好きですさん» ありがとう御座います！そう言っていただけて嬉しい( ´艸｀)です！シリアス多めにぶっ込みましたが、そういったネタも入れますよ！←← (2017年3月13日 21時) (レス) id: 3e12735ed2 (このIDを非表示/違反報告)
紫綺(プロフ) - 三色だんごさん» コメントありがとう御座います！ﾄﾞｺﾞｫ…そうですね笑何故かそういうイメージが…←←是からも宜しくお願いします！！ (2017年3月13日 21時) (レス) id: 3e12735ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫綺 | 作成日時：2016年12月19日 19時
