知らない。

知らない10 ページ11

ショッピSide


今日も___
Aに対する態度はほとんど変わらへん。


何でみんな信じないんやろ。仲間なのに……。
友達なのに………。


俺達の絆は紙より脆かったん……？
そんな嘘かもしれない紙の内容を信じるん？


何でこんな事すんねん。早く言えばええんやけど………言ったら何しでかすか分からへん。


下手に動けない。やりにくいな……。
みなさんにこう言えたらいいのに。


皆さん頭冷やしてきたらどうですか？


と、どれほど動揺するだろう。


言えない。弱虫だから。怖いねん。それで俺まで無能扱いされたら___


だから、俺は味方っていうより………中立やねん。見守ってるだけ。喋るだけ。


でも、そんなんもう嫌やねん。


【Aの味方になりたい。】


【Aを元気にしてあげたい。】


【勇気を出して言ってやりたい。】


【皆さんを正気に戻したい。】


【みなさんにAを信じさせたい。】


【強くなりたい。】


【弱虫に近づきたくない。】


【Aを助けたい。】


【救いたい。】


【またあの日々に戻したい。】


【元凶を許したくない。】


【元凶を見つけだしたい。】


【あの日の……あの日の………！】


【もう、あの日の後悔を思い出したくない。】


ハハッ全部願望やん…。


やっぱり俺は変われない。そう思ってるからそうなるんや。


だから__もう弱気な事は言わへん。


さっきあのクソ先輩に言った通りAに何かしたり、何か言ったら許さへん。


そう、決めたんや。決めるんや。
あの日の悲劇を繰り返さないように__。

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ASide


さっきコネシマさんが話しかけてきた。
まぁ、書類の押し付けだった。トントン課長が守ってくれた。


あの日からシャオロンさんと鬱先生さんとしんぺい神さんとひとらんらんさんとオスマンさんとは喋っていない。


tn「Aさん？」
『あっすいません。ちょっと考え事をしていて。』
tn「たまには休憩するのも大事やからな。」
『トントン課長が言う事ではないですよ！隈がめっちゃ出てますよ！』
tn「ｷﾞｸｯ何の事やろな………」


_____________


いっつもショッピ君がシリアス人物になっちゃう。
どうしましょう。


頑張るしかないかぁ………！って奴ですよね。


なんか、ショッピ君ってシリアス見たいな感じが一番似合うかなぁ…って思ってるワテです。


では、さよなら。 ネオンムーン。

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