僕達の歌姫【BTS】

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〈JM side〉





『ちょっと！それ私の！』






JK「食べないかと思った」






『ふざけんな』







朝食の時間になっても、ジョングクとAは騒がしい。







…2人とも、もうちょっと落ち着いて…







JK「あ！おい！」







『もう口つけたから私のもの〜』







JK「お前なぁ！」








目の前でおかずを取り合う2人に、少しだけハラハラする。
まぁ前の頃みたいに、どっちも口を聞かなくてお葬式みたいな雰囲気よりはいいんだけど…笑








YG「朝からうるせぇ。静かに食え」







ほら、ユンギヒョンが怒っちゃうから…笑









「『…はーい』」









ユンギヒョンに一喝された2人はしょぼんとして、今度はもぐもぐとご飯を食べる。
その姿が、耳の垂れたうさぎと猫みたいで何ともいない可愛さを感じる僕は、そろそろ末期かも知れない。









『…グク、クリームついてる』








JK「ん」







だけど、たまにこうしてAがジョングクのお世話をしていたりするのを見ると、成長したなぁなんて思ったりもする。








Aはジョングクの口についていたクリームを指で拭き取ると、ペロリと舐める。
その姿がなんだか色っぽくて、僕はつい目で追ってしまう。








『…何ですか？』








僕の視線に気付いたAが不思議そうに尋ねる。

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