第３章 仲間 ページ18
〈YG side〉
寝苦しさを感じて、パッと目を覚ますと時計は夜中の1時を指していた。
俺は隣で寝ているジンヒョンを起こさないよう、そっとベッドを抜け出し部屋を出る。
お茶でも飲むか。
物音を立てないよう階段を下りて、リビングに向かう。するとなぜか暗いはずのリビングが蛍光灯によって照らされていた。
今日は練習は休みだ。夜中に帰ってくる奴は誰もいないはず…。
俺は警戒しながら、様子を除く。
『あ、ユンギオッパ！』
そこにいたのは必死に机に向かうAだった。
俺の気配を感じでパッと振り向くと、いつもの笑顔で俺の名前を呼んだ。
「…こんな時間に何してんだ。」
俺はほっと胸を撫で下ろし、Aに質問する。
俺の質問に、Aはえっと…笑と苦笑いをした。
最近、Aはよく笑うようになった。
最初に来た時、ジョングクのやり取りもあったせいか、追い詰めたようにひたすら練習をしてばかりだった。ジミンも俺たちの間では「練習の虫」などと言っていたが、Aはどこか危なっかしさがあった。
けれどそんなある日、ジミンに支えられて珍しく家に帰ってきたかと思うと、ふっきれたようによく笑うようになった。
練習も相変わらずストイックだが、今日みたいに休む時はしっかりと休み、以前のような危なっかしさは無くなっていた。
『テストが近いんで、少し勉強を…』
その言葉に、ふとAがまだ中学生だった事を思い出す。
普段の落ち着いた雰囲気で、つい忘れそうになる。
俺はコップにお茶を注ぎ、A渡して隣の椅子に腰を下ろす。
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のあ(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます!!とっても嬉しいです!!精一杯頑張らせていただきます!! (2020年2月4日 19時) (
レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - めちゃくちゃ面白いです！頑張ってください (2020年2月4日 2時) (レス) id: 4d0761b887 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» そんな風に言って貰えて光栄です(泣)ロゼさんの事応援しながらたくさん更新して待ってます!!頑張ってください!! (2020年1月30日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ - ぐわぁぁぁぁぁ 既に涙がﾎﾟﾂﾘと…w悲しい感じの話が好きなんで私には嬉しいですw でも…受験終わるまで没収されるので続きが……読めない…ттあぁぁぁぁぁ… (2020年1月28日 19時) (レス) id: e951c39958 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» 楽しみましょう!!!!!作者、悲しい感じのお話しか書けないんですよね…((楽しみにしててください!! (2020年1月28日 6時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2020年1月14日 11時
