No.7 ページ8
SU「じゃあとりあえず、Aちゃんは家入ろうか。俺はこの後、まだ仕事が残ってるから事務所に戻るよ。ジン、後は頼んだぞ。」
JN「ヤー!アボジ、お任せあれ!!」
シウさんはそう言うと、車に乗り込んだ。
あたしは慌てて駆け寄り、シウさんに頭を下げた。
「あ、あの!シウさん、色々ありがとうございました!」
シウさんがいなかったら、あたしは今頃どうなっていた事だろう。
少し考えただけでもゾッとする。
ホントにシウさんには感謝しかない。
慌てて駆け寄ったあたしを見て、シウさんは優しい笑みを浮かべて言った。
SU「気にしないで。もう家族なんだから!だから俺の事もシウさんじゃなくて、アボジね!」
「……ア、アボジ…。」
SU「そう!これからよろしくね、A」
満足そうに頷いたシウさ…アボジは部下の人に連れられてあっという間に目の前からいなくなってしまった。
…初めて出来た、アボジ。そしてオッパとマンネ。
慣れない呼び方にむず痒さを感じるものの、
今まで家族がいなかったあたしは、少しだけ新鮮で嬉しかった。
NJ「じゃあ部屋に入ろう。せっかくAちゃんも来た事だし、お祝いしなくちゃね」
もう1人の同い年、ナムジュンがあたしの手を引いて玄関へ案内した。
これが、新しい家か…。
あまりの大きさに驚きが隠せない。
でも7人で住んでるんだもんね、これが普通か。
…でもそれにしても大きいよね、庭という庭がとても広く見えるよ…
TH「ヌナの部屋案内は俺がします!」
あたしをナムジュンから引き離したのは、ジミンと双子のテヒョン。
JM「あ!テヒョンアずるい!!僕だってヌナの案内したいです!!」
そう言って、ジミンはテヒョンの反対のあたしの腕を引っ張る。
う…。痛い。
なんなんだこの2人の馬鹿力は…。
腕がもげそう…。
「あの、2人とも…。」
JN「コラコラ、2人とも!Aが嫌がってるだろう。それにまだ来たばかりで案内は早くないかい?」
HS「ジンヒョンの言う通りだ!俺だってAちゃんと仲良くしたいんだ!2人だけずるいぞ!!」
いや、ホソクさん。
ジンオッパはそんな事言ってない…。
会った数分で、ツッコミどころ満載のみんな。
だけど、今までのあたしの日常にはないものばかりで
なぜか涙がこぼれた。
JM「あ!ヌナが泣いてる…。」
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なむじゅにおっぱの彼女でs((殴 - 94zと同い年って神ですか?作者様カムサハムニダ。。。。。。。 (2022年1月27日 20時) (レス) @page1 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ianさん» ありがとうございます!すみません!! (2019年12月25日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - Said→Side (2019年12月22日 21時) (レス) id: 5b8ecdbe69 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - りりさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜!この後、ヌナの秘密とみんなとの関係が変わっていくので、ぜひ楽しんで読んでいただけたら光栄です!いつもありがとうございます! (2019年12月22日 9時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです!!ヌナが大変なことにならないといいな、、と願いながらドキドキお話を読み進めてもらってます!頑張ってください! (2019年12月21日 21時) (レス) id: 97eeb413de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘塩爺 | 作成日時:2019年12月18日 18時