No.49【JIMIN Side】 ページ50
翌朝、全く寝れなかった身体にムチを打って僕達は学校へ向かった。
朝起きたら、Aヌナがいつものように朝ごはんを作ってくれていないかと期待したけど、やっぱりヌナはいなかった。
食卓はいつもより思い空気だった。
ジンヒョンが途中、場を明るくさせようと「文化祭楽しめよ！」と言ってくれたけど、僕を含めヒョン達も誰も返事をできなかった。
テヒョンは、夜中の間に戻ってきてたみたいだけど、学校に着くまで誰もテヒョンに話しかけなかった。
EN「…発表まであと10分よ。…Aはまだ来てないの？」
気分は最悪のまま午前が終わり、午後は初っ端から僕達ダンス部の発表がある。
僕達のグループはトリだから1番最後だけど、それでも出番まではもう30分をきっている。
…それでもヌナが現れる気配は一向にない。
…僕はヌナは絶対に来ると思っていた。いや今も思っている。
それくらい、ヌナの中でダンスの存在は大きいんだと思う。
キャーーーーー！！
舞台側から観客達の歓声が聞こえてきた。
きっと、ホソギヒョン達がダンスを始めたんだと思う。
舞台袖からそっとホソギヒョンとナムヒョンの様子を見る。
…すごいな、ヒョン達は。ちゃんと踊っている。こんな状況で踊りたくない気持ちだろうに、それを隠してでも、僕達ダンス部のパフォーマンスを待つ人達のために舞台に立つ。やっぱりヒョン達はすごいや。
TH「…ジミン」
舞台の上のヒョン達を見てたら、後ろからテヒョンアが話しかけてきた。
昨日とは打って変わったその落ち込み様を見て、僕も優しくテヒョンアに向き直る。
すると、隣にジョングクもやってきた。
やっぱりジョングクも、心做しか悲しそうな顔をしていた。
JK「…ヌナは…俺達のこと、嫌いになっちゃったのかな？」
ジョングクは今にも泣き出しそうな顔で僕を見る。
そんな彼を見て、僕は何をいえばいいのか分からなかった。
ただそっと、テヒョンアと一緒にジョングクの肩を抱いた。
その日。
僕達の発表の時間帯になっても、ヌナは戻ってこなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで読んでくださり、ありがとうございました！
続編に続きます！
ぜひ見てくださいな！
のあ
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なむじゅにおっぱの彼女でｓ((殴 - ９４ｚと同い年って神ですか？作者様カムサハムニダ。。。。。。。 (2022年1月27日 20時) (
レス) @page1 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ianさん» ありがとうございます！すみません！！ (2019年12月25日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - Said→Side (2019年12月22日 21時) (レス) id: 5b8ecdbe69 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - りりさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜！この後、ヌナの秘密とみんなとの関係が変わっていくので、ぜひ楽しんで読んでいただけたら光栄です！いつもありがとうございます！ (2019年12月22日 9時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです！！ヌナが大変なことにならないといいな、、と願いながらドキドキお話を読み進めてもらってます！頑張ってください！ (2019年12月21日 21時) (レス) id: 97eeb413de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘塩爺 | 作成日時：2019年12月18日 18時
