No.41 ページ42
みんなの言いたいことも分かる。
あたしがみんなと兄妹だっていうのをよく思ってない子達が、たまにあたしに嫌がらせをしてくるのだ。
この前も下駄箱に雑巾が入れられたり、体育着が破られてたりした。
だからもしかしたら、この手紙もその子達の仕業かもしれない。
そうみんなが思うのも無理はないと思う。
「…だとしてもらあたしは大丈夫だよ。」
そう言ってあたしはにっこり笑う。
…その顔を見たみんなが、一瞬嫌そうな顔をしたのをあたしは知らない。
「さぁもう予鈴が鳴りそうだから、教室行こ？」
サッとあたしがみんなの横を通り過ぎ、高等部の棟に向かえば、みんなもパタパタと着いてくる。
途中、ジョングクは心配そうな顔をしながら素直に中等部の棟へ向かった。
JM「ヌナ、心配だから放課後僕もついて行っていい…？」
TH「ヌナ、俺も！！」
HS「俺も行く！」
NJ「じゃあ俺も」
ジミンの言葉にみんなも一気に乗っかってくる。
やれやれと思いながら、やんわりと落ち着かせる。
「気持ちはありがたいけど、そんなに何人も来たら向こうも驚いちゃうでしょ？」
TH「…でも俺、ヌナになにかあったら…」
それでも納得いかないテヒョンが食い下がる。
あたしは笑ってポンポンとテヒョンの頭を撫でた。
「何も無いから安心して。…それにもし何かあったらすぐに連絡するから。ね？」
何度も断るあたしに、やっと折れたみんなは「絶対に断ること」を約束に渋々と、各自教室へ戻って言った。
そんなに心配しなくても大丈夫なのに…
みんなの過保護さに、少しうんざりしながら、あたしもホソクと一緒に教室に入った。
HS「おーはよー！」
ホソクと一緒に教室に入れば、一気にクラスメイトに囲まれるあたし達。
何とかしてその輪を抜けて、一足に自席に着いたあたしは隣の人物に挨拶をする。
「おはよう、エナ」
エナは同じダンス部の女子メンバーの一人で、明日の文化祭でもあたしと同じグループで発表する。
あたしが声をかけると、真っ黒に透き通った胸まである長い髪をかき揚げ、少し不機嫌そうに挨拶を返す。
EN「…おはよう」
「なんでそんなに不機嫌なのㅋㅋ｣
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なむじゅにおっぱの彼女でｓ((殴 - ９４ｚと同い年って神ですか？作者様カムサハムニダ。。。。。。。 (2022年1月27日 20時) (
レス) @page1 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ianさん» ありがとうございます！すみません！！ (2019年12月25日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - Said→Side (2019年12月22日 21時) (レス) id: 5b8ecdbe69 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - りりさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜！この後、ヌナの秘密とみんなとの関係が変わっていくので、ぜひ楽しんで読んでいただけたら光栄です！いつもありがとうございます！ (2019年12月22日 9時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです！！ヌナが大変なことにならないといいな、、と願いながらドキドキお話を読み進めてもらってます！頑張ってください！ (2019年12月21日 21時) (レス) id: 97eeb413de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘塩爺 | 作成日時：2019年12月18日 18時
