No.40 ページ41
必死に取り返そうと手を伸ばしても、テヒョンの身長は高く全く届かない。
JK「ヌナ、そんなにラブレター読みたいんですか？」
あたしの姿に見兼ねたジョングクが余計な一言を。
「そーゆーのじゃなくて！」
仮にもあたし宛てなのに、兄弟と言えど他人に読まれるのも差出人もいい気はしないでしょ？
そう思ってもう一度テヒョンに掴みかかろうとすると、今度はジミンに後ろから抱き締められる。
JM「何が書いてあるか、僕達が確認するんでヌナは大人しくしててください。」
そして耳元で、ね？っと可愛く首を傾げるジミン。
あたしがこれ弱いこと知ってるからわざとやつてるんだ。…この確信犯め！
だけどあたしはギロりと睨むだけで、抵抗出来ない。
なんたってジミンの馬鹿力のせいで。
だからあたしは大人しく、テヒョンが手紙を開けるのを待つ。
いつの間にかジョングクだけでなく、ナムジュンとホソクまで覗いてるし…
そしてとうとう封を開けたテヒョンが、その手紙の内容を読む。
TH「えっと…Aさんに、伝えたい事があるので、…課後、体育館裏の中庭に来てください。…だって。」
HS「え、それだけ？」
何を期待したのか、ホソクがそんな事を言う。
その声にほかのみんなもなんだか納得いかない様子で。
TH「俺の許可なしに、俺のヌナをどこに連れていこうとしたんだ！」
テヒョンは訳の分からないこと言ってるし、
JM「僕のヌナは絶対に渡さない！！」
ジミンも手紙相手にムキになってるし、
NJ「…ふんっ！」
ナムジュンなんか手紙破ってるし…
はぁ…と呆れてため息を着くと、ジョングクが心配そうに顔覗いて聞いてきた。
JK「…ヌナ…。放課後、…ホントに行くんですか」？
うさぎの泣きそうな顔を見て、うっとたじろぐものの、あたしはしっかりと答える。
「…わざわざこうやって伝えに来てくれてるわけだし、行かないのは失礼かなって思うんだよね」
これを下駄箱にいれるのに、どれだけの勇気が必要だっただろう。
もちろん付き合う気はないし、ちゃんと断るつもりだけど、それでも相手に会って直接伝えたいと思う。
TH「だけどヌナ。…もしかしたら告白じゃないかもしれないですよ？」
テヒョンの言葉にほかのみんなも納得するように頷いて、あたしを見る。
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なむじゅにおっぱの彼女でｓ((殴 - ９４ｚと同い年って神ですか？作者様カムサハムニダ。。。。。。。 (2022年1月27日 20時) (
レス) @page1 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ianさん» ありがとうございます！すみません！！ (2019年12月25日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - Said→Side (2019年12月22日 21時) (レス) id: 5b8ecdbe69 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - りりさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜！この後、ヌナの秘密とみんなとの関係が変わっていくので、ぜひ楽しんで読んでいただけたら光栄です！いつもありがとうございます！ (2019年12月22日 9時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです！！ヌナが大変なことにならないといいな、、と願いながらドキドキお話を読み進めてもらってます！頑張ってください！ (2019年12月21日 21時) (レス) id: 97eeb413de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘塩爺 | 作成日時：2019年12月18日 18時
