No.31 ページ32
??「ホソクくん」
その中でも、一際強い敵意を放つ女の子があたし達の前に歩み出てきた。
ﾓﾌﾞ「確かに、ホソクくん達の兄妹ならダンスが上手なのかもしれないけど、ちゃんと私達に納得させるようなダンスをしないと、入部は認められないわ。」
そう言って、あたしを睨む彼女。
あぁ、きっと彼女はホソクの事が好きなんだな。
瞬間的にそう思った。
根拠なんてないけど、みんなの目を見ていれば分かる。あたしに敵意を向けてくる理由は、多分それだろう。
だったらあたしはここにいてはいけない。
みんなの邪魔をしてはいけない。
そう思った。
「…ホソク、あたしはダンス部に入らないよ。」
HS「え？」
あたしの声に驚いたのは、ホソクやマンネ達だけではなく、その場にいた全員だった。
「ここにいるみんなを納得させるダンスを踊れる自信がないし、何より今日はシューズも持って来てないの。」
あたしの一言に、残念がる者、ホッとした表情を見せる者など、様々な顔を見せるみんな。
さぁ、家に帰ろう。
そう思って背を向けようとした時、グイッと引っ張る誰かの手によって、再びみんなと対面する事になった。
JK「ヌナ。…俺はヌナとダンスがしたいです。ヌナのダンスを見てみたい。」
そこにはジョングクが真剣な顔で立っていた。
そして手には、部屋にあるはずのあたしのダンスシューズが。
「…それ。」
JK「昨日、Aヌナが何だか上の空の気だったして。朝、こっそり持ってきたんです。」
申し訳なさそうに、だけど少し嬉しそうに笑ってあたしにシューズを差し出すジョングク。
TH「ジョングク！いつの間に？！」
JM「だけど、ナイスだよ！これでヌナのダンス姿が見れる！！」
ジョングクの行動にジミン達は嬉しそうに歓声を上げる。
そしてあたしが、ダンスできるようスペースを空け始めた。
ﾓﾌﾞ「…道具が揃ったようなら、私達を納得さてちょうだい。」
そう言って睨んでいた彼女もギャラリーに混じる。
JK「さぁヌナ。俺達を驚かせてください！」
そう言ってジョングクはあたしの足元にシューズを置いた。
これは何だか、断れなくなってきた…？
だけど久しぶりのダンスに、少しだけ胸が高鳴った。
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なむじゅにおっぱの彼女でｓ((殴 - ９４ｚと同い年って神ですか？作者様カムサハムニダ。。。。。。。 (2022年1月27日 20時) (
レス) @page1 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ianさん» ありがとうございます！すみません！！ (2019年12月25日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - Said→Side (2019年12月22日 21時) (レス) id: 5b8ecdbe69 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - りりさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜！この後、ヌナの秘密とみんなとの関係が変わっていくので、ぜひ楽しんで読んでいただけたら光栄です！いつもありがとうございます！ (2019年12月22日 9時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
りり - とっても面白いです！！ヌナが大変なことにならないといいな、、と願いながらドキドキお話を読み進めてもらってます！頑張ってください！ (2019年12月21日 21時) (レス) id: 97eeb413de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘塩爺 | 作成日時：2019年12月18日 18時
